舟山康江 (国民民主党)

2025年5月29日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 135 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 214 発言)

是非、その観点、大事にしていただきたいと思います。

ある意味で、大臣おっしゃるように、大区画化とかスマート化とか効率化、大事なんですけれども、やはりそれだけではない。例えば、平場であっても全員が大区画化してしまえば少ない人数で済んじゃうわけですよね。そうなると、農村ということの軸で考えたときには、果たしてそれが正解なのかという観点もあると思います。

ある意味では、その効率化、大区画化、少ない人数でできるような形が農村の疲弊を招いている、農村から人が要らない、農村からある意味では人を追い出すような形になってしまっている側面もあるんだと思うんです。そこを、私、その観点だけじゃない、やっぱり農村政策、地域政策としてどのように人がそこに住めるのか。今事例も出していただきましたけれども、棚田なんかは多分お米の売買の価格以上の様々な価値があると思うんですけれども、なかなか商品価格にはその値段が乗ってきませんよね。その価値をどうやって支援するのかという観点も、私、本当にもっともっとしっかり考えていかなきゃいけないと思いますので、よろしくお願いいたします。

そして、続いて米ですね。今日も、もう本当に皆さんが米の質問をされていましたけれども、まずは現状分析について教えていただきたいと思うんです。午前中でも少し名前が出ていましたけれども、私も、今日ですね、農業会議所の國井会長からもいろいろお話を伺って、原因分析なくして政策ないんじゃないかと、このことは大臣にも申し上げたんだというようなお話も伺いました。

まず、今の米をめぐる現状についてどのように分析されているのか、ここがあって初めて次の政策に行くと思うんですけれども、まずお聞きしたいのは、既に備蓄米を、前大臣時代、四月までの間に三十一万トン放出をいたしました。私、この放出の前は、政府の見解は流通の目詰まりとおっしゃっていましたけれども、やっぱりそもそも供給が足りなかったんじゃないか、足りないという懸念が大きかったんじゃないかと私は思っていたんですね。ですので、やはり一定程度備蓄米でその足りない不足感を補って、何とか全体的に米が行き渡されるようにする政策の必要性は私もそのとおりだと思っていましたので、まあタイミングは若干遅かったんじゃないかと以前、江藤大臣にも申し上げましたけれども、あの三十一万トンの放出はよかったんじゃないのかなと思っております。

で、質問は、三十一万トン放出した今なおまだ米は足りないという認識なのか、足りないという不足感が漂っているのか、そこの今の認識を教えてください。

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