上田清司 (国民民主党)

2025年5月15日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 65 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 112 発言)

ありがとうございます。是非お願いいたします。

そこで、資料一を御覧いただけますか。

これ、誘発された民間投資額、まさに今回の特会の改正の一部でもあります。リスキーなこと、あるいは将来的に可能性の高いような産業に対する呼び水効果をつくるために国として投資をするという。この二〇二四年三月末で実際の投融資額と呼び水額が出ておりまして、おお、頑張っとるねと、三・八兆円が十二・六兆円も呼び水をやっていると。こんなふうに、これだけ見ていると、まあ役所の皆さん、うそはつかないけど、決して本当のことを全部言わないんだよね。本当に立派なんですよね、そういう部分では。

二枚目の資料二を見てください。今の三・八兆と十二・六兆の実態を表にしております。

実は、稼いでいるのはほとんど日本政策投資銀行なんですね、金額においても、呼び水効果の大きさにおいても。ここで半分以上稼いでいるんです、全体の、呼び水効果はですね。もちろん、実際、投資、融資額が大きいこともさることでありますが。その次に、民間資金等活用事業推進機構、これが十倍呼び水効果を出しているけれども、しかし累積損失は百六十二億ですから、決して褒められないと。先ほどから出ているクールジャパンやJOINに関しては、もう呼び水効果も薄いし、しかも累積損失も高いし、何なんだこれはと、こういう話になってまいります。

このように、大臣、呼び水効果を出しているけれども、トータルではかなりの額を出しているということですけど、個別に見ていくとそうでもないと。たまたま出しているなと思ったら、損失額も大きいと、累積損失も大きいと、そういうことになってまいりますので、私は元々、もう日本政策投資銀行とか産業革新投資機構とか、あるいは民間資金等活用機構、この三つぐらいで、あとはみんな廃止した方がいいんじゃないかと、産業投資に関しては、そういう気持ちを持っているぐらいなんです。そうすると分かりやすくなってくると。で、プロ集団が入っていると。

平成二十四、五年にできたこのJOINだとかそういったところは、立派な方々が役員にはなっておられますが、蓄積がないもので、事業に対する貸付けの蓄積がないからもう最初のうちは失敗ばかりなんですよ。だから累積損失ができて、で、ここに来てやや調子が出てきて過去の累積損失を減らしてきているという状態なんですよ。でも、ずっと待っているわけにはいきませんから。

そういう意味で、大臣、この呼び水効果を出す仕組みとしての財投、これは絞り込みが必要ではないかというふうに私は考えるんですが、この資料二を見て、大臣、そのように思いませんか。やたらとたくさん出して頑張れ頑張れと言っても、能力本当にあるのかいという、そういう感じが私はいたします。いかがでしょうか。

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