加藤勝信 (自由民主党)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

2025年5月15日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 66 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 112 発言)

まず、産業投資の意義、これは先ほどから申し上げておりますけれども、政策的必要性が高く、またリターンが期待できるもの、リスクが高く民間だけでは十分に資金が供給されない分野に民間資金の呼び水、補完として資本性の資金を供給するものであり、また、現下の経済社会情勢などなどを踏まえると、民間のみで負うことの難しいリスクを負担できる産業投資の役割、これは高まっていると認識をしております。

その中で、効果についてでありますけれども、産投機関においてこれまで累積の利益を上げている中に、まあばらばらなところありますけど、上げていないところもありますが、上げているものもあるということ。それから、もう一つのポイントは、やはりどれだけ融資が誘発されてきたのかということであります。そうしたことを踏まえながら今後とも考えていく必要があると思います。

民間投資の誘発額、あるいは実際のこの損益、それぞればらばらだという御指摘をいただきました。まずは、損益に関してはしっかりとこれを見ていく必要があると思いますが、ただ、他方、さっき委員おっしゃった、やっぱりこの産業投資の国の分は、やっぱり民間はどうしてもその資金の特性上、ある程度短期において答えを出すことが求められているのに対して、この公的資金はそこまでのその要請というのはない。しかし、中長期的にはもちろん利益を上げていかなきゃいけない。だからこそ、こうやって混じって入れることで誘発効果を生んでいる。こういう仕組みだと思うので、やっぱりそこの見方は少し長いスパンで見ていくということは一方で必要だと思いますが、しかし、定期的にそれをチェックしながら、そういう方向に向かっているのか、いや、全然向かっていないのか、ここはしっかり検証していかなきゃいけないというのは委員の御指摘のとおりだというふうに思っているところでございます。

個々それぞれいろんな分野があるので一律に同じようなことはなかなか言えないと思いますけれども、引き続き各主務省庁においてしっかりとそうした対応をしていただくとともに、財務省としても、主務省庁とも連携強化しながら、先ほど申し上げました産業投資のその目的に沿って運営がなされているのか、日々改善に努めていきたいと考えています。

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