山口潤一郎農林水産省農産局農産政策部長

2025年3月31日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 91 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 109 発言)

お答え申し上げます。

お米の輸入に関しましては、ガット・ウルグアイ・ラウンド交渉合意に基づきまして、毎年度七十六・七万トンのミニマムアクセス米を輸入してございます。令和六年度は、そのうち米国からの輸入が三十四・六万トン、約四五%でございます。このミニマムアクセス米につきましては、国家貿易ということで、輸入差益のみで輸入をして、関税は無税ということになってございます。

国家貿易以外の米の輸入につきましては、従量税として一キログラム当たり三百四十一円の枠外関税、これを課してございます。輸入量は僅かでございます。この従量税、価格に対するパーセントで設定してございますけれども、従価税に換算するとすれば、価格が幾らであるか、生産国、品種等によって様々ということで、これはなかなか数字をお示しすることは難しいと思います。

民間貿易による輸入価格でございますが、こちらも把握はしておりませんけれども、ミニマムアクセス米のうち主に主食用に流通しているSBSのお米でございますが、例えば直近の令和六年十二月入札におきましては、米国産のウルチ精米中粒種の平均価格、これは消費税抜きで見れば、輸入価格は一キログラム当たり百九十一円、卸売業者への販売価格は一キログラム当たり四百八十三円となってございます。

こういった民間貿易の方の米の輸入につきまして、収支がプラスになるかどうかという点につきましては事業者ごとに判断をされているものと考えてございますが、ミニマムアクセス米につきましては、国産米の需給に悪影響を与えないように国家貿易で管理をするということになってございますので、その結果として売買差損あるいは管理経費に係る財政負担が生じているところでございます。

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