仁比聡平 (日本共産党)

2025年6月9日・第217回国会 参議院 決算委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 197 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 230 発言)

日本共産党の仁比聡平でございます。

私は、日本共産党を代表して、二〇二三年度決算外二件等について討論を行います。

二〇二三年度当初予算及び補正予算は、岸田内閣による、敵基地攻撃能力保有を始めとする安保三文書に基づき我が国の平和国家としての歩みを大転換する五年間で四十三兆円もの大軍拡を開始した初年度予算です。

政府は、巨額の軍事費を計上して戦争する国づくりを進め、社会保障、教育、中小企業や農業を始め国民経済を守る予算を圧縮する一方、深刻化する物価高騰に無策を続け、消費税減税に背を向けた上に、インボイス導入、マイナンバーカードと保険証の一体化を強行し、暮らしと国民経済に重大な困難をもたらしました。

一方で、期待した効果は上がらなかったと認めながら、あくまで研究開発減税などの大企業優遇税制、金融所得課税の一億円の壁など富裕層優遇税制を続け、原子力発電の最大活用と石炭火力発電推進、特定半導体企業支援など、大企業、富裕層の目先の利益を優先する政治は完全に行き詰まっているというべきです。

以上のことから、その執行結果である二〇二三年度決算を是認することに断固反対いたします。

内閣に対する警告を行うこと、措置要求決議案を本委員会の決議とすることに賛成いたします。

二〇二三年度国有財産増減及び現在額総計算書は、不当な予算の執行結果を国有財産の増減として集約したものであり、是認することに反対です。

二〇二三年度国有財産無償貸付状況総計算書については、地方自治体の公園、緑地、ごみ処理施設、墓地などの用途に供するものであることから、是認することに賛成いたします。

以上です。

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