御質問ありがとうございます。
最後に聞いていただきました初めてのメディア出身の検査官候補の意気込みとしましては、先ほども述べましたけれども、大変重責であるというふうに認識しております。同時に、国の行財政のチェック機能、それから国民の知る権利に応えるというところでは、これまでのメディアの経験、メディアの人間として目指してきたところと重なるところ、相通じるところもあるかなと思っておりまして、そういう意味で、大変やりがいのあるミッションをいただいたというふうに思っております。もちろん、御同意をいただいた場合ですけれども。
長年報道に携わってきた中での知見をどのように生かすかという点でございますけれども、国内外の政治、行政、経済に係る取材を重ねてきまして、その対象は、例えば、ODAですとか貿易ですとか、それから農業政策、半導体産業などの各種の経済政策、また産業政策などに及んでおります。また、日本企業の国際戦略ですとか対外投資みたいなところも取材させていただきました。
一つ特に私が勉強になったのが、TPP、後のCPTPPの取材、交渉過程の取材でございます。御存じのように、貿易の自由化だけではなくて、投資、サービスの自由化、それから知財など、様々な分野のルールをアップデートをするということで、それを取材することによって、日本の様々な分野に係る政策ですとか、その産業の特性を勉強することができました。そうした経験も生かしていきたいというふうに感じております。
同時に、先ほども少し述べさせていただきましたけれども、やはり取材者よりも、監修者としての役割が検査官の役割に相通ずるところがあるかなというふうに感じております。様々な幅広い情報に触れて、その中で情報を分析し、評価し、分かりやすく伝えるというそのプロセスというのは、ジャーナリストといいますか、取材者として、また監修者としてのその柔軟な見方であったり、幅広い見方であったり、バランスの取れた見方というのが生かせるのではないかなというふうに感じております。
34田田中淳子検査官候補者/上智大学非常勤講師
防衛予算に関しての御質問と受け止めました。
政府は、防衛力を強化するため、防衛力整備計画において、令和五年度から九年度までの五年間で必要な防衛力整備の水準に係る金額を四十三兆円とするなどしていることを承知しております。
そして、その防衛力をどのように整備していくのかという点について、それはまさに政府で検討されるものであり、その裏付けとなる防衛予算の財源につきましては、政府で検討して国会で御議論するものであるというふうに理解しております。
会計検査院の役割としましては、まさにその議論に資する情報を提供していく、まあ予算の執行後の検証にはなりますけれど…
この発言のページ
35
岩渕友(共産)
以上で終わります。ありがとうございました。
この発言のページ
36神神谷政幸(自民)
自由民主党の神谷政幸です。本日は質問の機会をいただき、ありがとうございます。
まずは、これまでのジャーナリストとして活動してこられた経験を基にお話を伺っていきたいというふうに思っております。
田中淳子候補者は、所信でもお話がありましたが、これまでに日本放送協会ワシントン支局長を務めるなど、国際的な視点を持ち、ある意味日本を外からも見るような形で報道の仕事に携わったことがおありだと思います。また、同協会の広報局長をお務めになった経験もあり、ある意味、大局的に組織を見つつ、同時に、長として組織の内外に向けた情報分析を行ってきたことと推察をいたします。
…
この発言のページ
- (上の発言)
37田田中淳子検査官候補者/上智大学非常勤講師
御質問ありがとうございます。
最後に聞いていただきました初めてのメディア出身の検査官候補の意気込みとしましては、先ほども述べましたけれども、大変重責であるというふうに認識しております。同時に、国の行財政のチェック機能、それから国民の知る権利に応えるというところでは、これまでのメディアの経験、メディアの人間として目指してきたところと重なるところ、相通じるところもあるかなと思っておりまして、そういう意味で、大変やりがいのあるミッションをいただいたというふうに思っております。もちろん、御同意をいただいた場合ですけれども。
長年報道に携わってきた中での知見をどのように生かすかという点でございますけれども、国内外の政治、行政、経済に係る取材を重ねてきまして、その対象は、例えば、ODAですとか貿易ですとか、それから農業政策、半導体産業などの各種の経済政策、また産業政策などに及んでおります。また、日本企業の国際戦略ですとか対外投資みたいなところも取材させていただきました。
一つ特に私が勉強になったのが、TPP、後のCPTPPの取材、交渉過程の取材でございます。御存じのように、貿易の自由化だけではなくて、投資、サービスの自由化、それから知財など、様々な分野のルールをアップデートをするということで、それを取材することによって、日本の様々な分野に係る政策ですとか、その産業の特性を勉強することができました。そうした経験も生かしていきたいというふうに感じております。
同時に、先ほども少し述べさせていただきましたけれども、やはり取材者よりも、監修者としての役割が検査官の役割に相通ずるところがあるかなというふうに感じております。様々な幅広い情報に触れて、その中で情報を分析し、評価し、分かりやすく伝えるというそのプロセスというのは、ジャーナリストといいますか、取材者として、また監修者としてのその柔軟な見方であったり、幅広い見方であったり、バランスの取れた見方というのが生かせるのではないかなというふうに感じております。
38神神谷政幸(自民)
ありがとうございます。
今、分析して伝えるというお話がありました。それも踏まえて、続いてもこれまでの経歴に関連をした質問をさせていただきます。
会計検査院は、憲法第九十条の規定に基づいて検査報告を作成しています。その決算結果報告は、国会での決算審査を行う場合の重要な資料になることもあり、内閣総理大臣へ手交する際はマスコミを通じて広く報道されることはもう御案内のとおりであります。そのため、ニュース番組や新聞報道を通じて多くの国民がその検査結果の、検査報告の存在を知ることとなり、関心を高めることにもつながっているというふうに感じております。また、会計検査…
この発言のページ
39田田中淳子検査官候補者/上智大学非常勤講師
御質問ありがとうございます。
御指摘の課題はまさに私もメディアにいた人間としまして日々向き合ってきた課題ですので、なかなかこれがいい処方箋ということを言い当てるのは難しいんですけれども、少し私見になりますが、考えていることを述べさせていただきます。
やはり、今、会計検査院に限らず、どこも、その情報発信の際、自分でお店を広げて見に来てくださいと言っても、なかなか来てくれない。やはり、その対象のところに自分で出ていって情報を伝える、しかも分かりやすく伝える、頭にインプットされるように伝えるということが課題になっているかなというふうに思います。
私は、特…
この発言のページ
40神神谷政幸(自民)
ありがとうございます。
最後に、組織マネジメントの経験を踏まえて質問をしていきたいと思います。
社会保障制度に関して関心が高いというお話がありましたが、今、医薬品や医療技術やAIなど、非常に技術の進歩が激しくなっております。専門的なものに関しては高度な研修で対応していると聞いておりますが、組織マネジメントの経験を踏まえて、技術の高度化に対応するための人材育成についてのお考えをお聞かせください。
この発言のページ