御質問ありがとうございます。
御指摘の課題はまさに私もメディアにいた人間としまして日々向き合ってきた課題ですので、なかなかこれがいい処方箋ということを言い当てるのは難しいんですけれども、少し私見になりますが、考えていることを述べさせていただきます。
やはり、今、会計検査院に限らず、どこも、その情報発信の際、自分でお店を広げて見に来てくださいと言っても、なかなか来てくれない。やはり、その対象のところに自分で出ていって情報を伝える、しかも分かりやすく伝える、頭にインプットされるように伝えるということが課題になっているかなというふうに思います。
私は、特にやはり次世代を担う若い方には、自分たちが払っていく税金がどのように使われるのか、それがこの自分たちの将来にどう影響していくのかということに関心を、恐らく今触れていないので無関心になっているのかもしれないんですけれども、関心を持たざるを得ないというふうに思っているんですね。ですので、言ってみれば、そういう知る権利を持っているはずなので、そこにうまくアクセスする方法というのを本当によくよく戦略的に考えなくてはならないなというふうに考えております。
もちろん、SNSの活用もその一つですけれども、SNS、例えばSNSだったらば、それに適したコンテンツ、どのように伝えるかというのもあると思いますので、そうしたこと、若い方からの意見も聞きながら展開していくということは取り組むべきではないかなと思っております。
それから、やはり、直接顔の見える広報と私たち時々申し上げますけれども、信頼できる人から分かりやすい言葉でストーリーとして説明してもらうと頭に入るということがございます。例えば、既に会計検査院でも取り組んでおりますけれども、学校に訪問して授業をして、会計検査院の取組、それから税金の使われ方について説明する、そうするとやっぱり全然関心度が違うと思うんですね。あるいは、会計検査院に来てもらって見学してもらう。
そういうそのリアルの接点づくりというのもますます重要になってくるのではないかなと思っていますので、仮に検査官に任ぜられることになりましたらば、その辺もちょっと取り組んでみたいというふうに考えております。
36神神谷政幸(自民)
自由民主党の神谷政幸です。本日は質問の機会をいただき、ありがとうございます。
まずは、これまでのジャーナリストとして活動してこられた経験を基にお話を伺っていきたいというふうに思っております。
田中淳子候補者は、所信でもお話がありましたが、これまでに日本放送協会ワシントン支局長を務めるなど、国際的な視点を持ち、ある意味日本を外からも見るような形で報道の仕事に携わったことがおありだと思います。また、同協会の広報局長をお務めになった経験もあり、ある意味、大局的に組織を見つつ、同時に、長として組織の内外に向けた情報分析を行ってきたことと推察をいたします。
…
この発言のページ
37田田中淳子検査官候補者/上智大学非常勤講師
御質問ありがとうございます。
最後に聞いていただきました初めてのメディア出身の検査官候補の意気込みとしましては、先ほども述べましたけれども、大変重責であるというふうに認識しております。同時に、国の行財政のチェック機能、それから国民の知る権利に応えるというところでは、これまでのメディアの経験、メディアの人間として目指してきたところと重なるところ、相通じるところもあるかなと思っておりまして、そういう意味で、大変やりがいのあるミッションをいただいたというふうに思っております。もちろん、御同意をいただいた場合ですけれども。
長年報道に携わってきた中での知見を…
この発言のページ
38神神谷政幸(自民)
ありがとうございます。
今、分析して伝えるというお話がありました。それも踏まえて、続いてもこれまでの経歴に関連をした質問をさせていただきます。
会計検査院は、憲法第九十条の規定に基づいて検査報告を作成しています。その決算結果報告は、国会での決算審査を行う場合の重要な資料になることもあり、内閣総理大臣へ手交する際はマスコミを通じて広く報道されることはもう御案内のとおりであります。そのため、ニュース番組や新聞報道を通じて多くの国民がその検査結果の、検査報告の存在を知ることとなり、関心を高めることにもつながっているというふうに感じております。また、会計検査…
この発言のページ
- (上の発言)
39田田中淳子検査官候補者/上智大学非常勤講師
御質問ありがとうございます。
御指摘の課題はまさに私もメディアにいた人間としまして日々向き合ってきた課題ですので、なかなかこれがいい処方箋ということを言い当てるのは難しいんですけれども、少し私見になりますが、考えていることを述べさせていただきます。
やはり、今、会計検査院に限らず、どこも、その情報発信の際、自分でお店を広げて見に来てくださいと言っても、なかなか来てくれない。やはり、その対象のところに自分で出ていって情報を伝える、しかも分かりやすく伝える、頭にインプットされるように伝えるということが課題になっているかなというふうに思います。
私は、特にやはり次世代を担う若い方には、自分たちが払っていく税金がどのように使われるのか、それがこの自分たちの将来にどう影響していくのかということに関心を、恐らく今触れていないので無関心になっているのかもしれないんですけれども、関心を持たざるを得ないというふうに思っているんですね。ですので、言ってみれば、そういう知る権利を持っているはずなので、そこにうまくアクセスする方法というのを本当によくよく戦略的に考えなくてはならないなというふうに考えております。
もちろん、SNSの活用もその一つですけれども、SNS、例えばSNSだったらば、それに適したコンテンツ、どのように伝えるかというのもあると思いますので、そうしたこと、若い方からの意見も聞きながら展開していくということは取り組むべきではないかなと思っております。
それから、やはり、直接顔の見える広報と私たち時々申し上げますけれども、信頼できる人から分かりやすい言葉でストーリーとして説明してもらうと頭に入るということがございます。例えば、既に会計検査院でも取り組んでおりますけれども、学校に訪問して授業をして、会計検査院の取組、それから税金の使われ方について説明する、そうするとやっぱり全然関心度が違うと思うんですね。あるいは、会計検査院に来てもらって見学してもらう。
そういうそのリアルの接点づくりというのもますます重要になってくるのではないかなと思っていますので、仮に検査官に任ぜられることになりましたらば、その辺もちょっと取り組んでみたいというふうに考えております。
40神神谷政幸(自民)
ありがとうございます。
最後に、組織マネジメントの経験を踏まえて質問をしていきたいと思います。
社会保障制度に関して関心が高いというお話がありましたが、今、医薬品や医療技術やAIなど、非常に技術の進歩が激しくなっております。専門的なものに関しては高度な研修で対応していると聞いておりますが、組織マネジメントの経験を踏まえて、技術の高度化に対応するための人材育成についてのお考えをお聞かせください。
この発言のページ
41田田中淳子検査官候補者/上智大学非常勤講師
これまで報道現場におきましてデジタルも含め様々な手段を用いて取材活動を行ってまいりましたが、デジタル庁の設置に代表されるように、行政の分野におきましてもデジタル化が加速していると承知しております。また、デジタル技術の活用は会計検査院においても会計検査の重要なツールとなっており、その対象はデジタル関連施策以外の分野にも及んでいるというふうに伺っております。
一方で、各種のデジタル技術は日々進化しており、常に知識を新しくしていかなければ立ち所に役立たなくなってしまうということも認識しているところです。この点、会計検査院におきましては、これまでもデジタル技術…
この発言のページ
42神神谷政幸(自民)
終わります。
この発言のページ