藤原朋子こども家庭庁成育局長

2025年6月10日・第217回国会 衆議院 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 79 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 124 発言)

お答え申し上げます。

御指摘の事業ですけれども、放課後児童クラブの待機児童解消を主な目的といたしまして、現在、民家等を活用して実施をしておられる放課後児童クラブが児童数の増加に伴い新たな建物に移転する場合に、移転に係る経費や移転前の実施場所の原状回復に要する費用の補助を実施するものであります。この補助は、実施要綱におきまして「当該市町村において待機児童が既に存在している、又は当該放課後児童健全育成事業を実施しなければ、待機児童が発生する可能性がある状況にあること」を要件として記載をしてございます。委員が御紹介いただいたとおりです。この可能性がある状況について、これは一義的には個別ケースごとに様々な地域の状況がございますので各市町村で御判断いただくべきものと考えております。

その上で、一般論で御説明申し上げますと、その時点においては待機児童はいないんだけれども、児童数の増加が見込まれることにより一人当たりの面積基準を満たせなくなるおそれがある等の場合であって、当該事業所が移転できなければ待機児童が発生することが想定をされる、こういった状況が想定されると考えております。このような状況で、移転することが必要であると市町村が客観的かつ総合的に判断をした際には、本事業を活用いただきたいというふうに考えております。

具体的な事例について、どのようなものがあるかというお尋ねもございました。実は、令和六年度、現在申請をいただいているものを全て数えますと、十自治体三十二支援単位で申請が来ております。

全部を御紹介するわけにはいきませんけれども、例えば山形の鶴岡市では、今まで民間物件を使用していた複数のクラブで、利用人数がどんどん増加している中で面積基準を満たせなくなる可能性が出てきたことから、ちょうど学校建設に合わせて新設された事業所に移転をして、それでこの補助金を活用した事例とか、あるいは、近隣に大規模なマンションが建設をされて、まさに子供の人口が増えて待機発生の可能性が具体的に出てきている、こういった事例を承知しているところでございます。

自治体から御相談や照会があった場合には、具体的なケースについての御相談に応じまして、適切に助言をしたり、今申し上げましたような過去の事例なんかも紹介したりしながら、適切に対応していきたいというふうに考えております。

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