お答え申し上げます。
民間団体の調べによりますと、我が国のPEファンドの市場の規模ということになりますけれども、二〇〇〇年前後から拡大をしておりまして、足下では、小中規模案件の堅調な伸び、それから大型案件の継続的な成立によって、六兆円規模までに成長してございます。これは、二〇〇〇年代初頭で見ると、二千億、三千億程度の規模だったという数字もございます。かなり大きな規模にはなってきているという理解でございます。
今後、案件数の増加、それから案件の大型化も見込まれるという中でございますけれども、足下の数字で見ると、海外の有力なPEファンドで見ますと、アジア・ファンドというような形で一兆から二兆円規模の大きさである一方、国内のPEに目を転じますと、有力なPEファンドで数百億から一千億規模という程度の大きさになっているところでございまして、このPEファンドの投資が、先生御指摘のとおり、日本企業の価値の向上ですとか生産性の向上にも寄与するということを踏まえますれば、国内の大型案件をしっかりと扱うことができるプレーヤーの層を厚くしていくということが重要な課題だというふうに認識してございます。
223
小森卓郎(自民)
齋藤主査におかれましては、引き続きどうぞよろしくお願いをいたします。
早速、質疑に入らせていただきます。
初めのテーマは、スタートアップの育成についてであります。
二年ちょっと前、二〇二二年の十二月に、スタートアップ育成五か年計画が閣議決定されております。我が国経済は、長年の間、低成長に悩まされてきておりましたけれども、この経済の活性化においてスタートアップ企業の役割が決定的に重要であるということを踏まえた、画期的な計画であるというふうに思っております。計画の作成途上の段階から、経済産業委員会での質疑も含めまして、私も応援をしてまいったところでござ…
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224馬馬場健内閣官房新しい資本主義実現本部事務局次長
小森先生、どうも御質問ありがとうございます。
先生御指摘いただきましたとおり、私ども、二〇二二年十一月に取りまとめましたスタートアップ育成五か年計画におきまして、計画策定時に八千億円規模でありましたスタートアップへの投資額を、その五年後の二〇二七年度に十倍を超える規模、十兆円規模とすることを目標に掲げまして、官民一体で取組を進めることとしております。
スタートアップへの投資額につきましては、先生も御案内のとおり、二〇二二年以降、ウクライナ侵攻による地政学リスクの高まりなどによりまして、ベンチャーキャピタルの資金調達額が減少し市況も低迷する中で、世界的…
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小森卓郎(自民)
御答弁ありがとうございました。
始まった頃と比べると一二%減少しているのが現段階だということであります。世界的な経済金融環境そしてまた市況の中で、世界ほどは落ちていないんだという御説明でありました。
五年で十倍まで増やしたいというかなり野心的な目標でありますので、これまでのところ、十分ですねということはとても言えない状況でありますけれども、他方で、五か年計画による様々な取組の成果も出てきているのではないかというふうに私自身も感じているところであります。
また数年しないうちに、再び追い風が吹くといったようなことも考えられると思いますので、そうした場合…
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- (上の発言)
226河河野太志経済産業省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
民間団体の調べによりますと、我が国のPEファンドの市場の規模ということになりますけれども、二〇〇〇年前後から拡大をしておりまして、足下では、小中規模案件の堅調な伸び、それから大型案件の継続的な成立によって、六兆円規模までに成長してございます。これは、二〇〇〇年代初頭で見ると、二千億、三千億程度の規模だったという数字もございます。かなり大きな規模にはなってきているという理解でございます。
今後、案件数の増加、それから案件の大型化も見込まれるという中でございますけれども、足下の数字で見ると、海外の有力なPEファンドで見ますと、アジア・ファンドというような形で一兆から二兆円規模の大きさである一方、国内のPEに目を転じますと、有力なPEファンドで数百億から一千億規模という程度の大きさになっているところでございまして、このPEファンドの投資が、先生御指摘のとおり、日本企業の価値の向上ですとか生産性の向上にも寄与するということを踏まえますれば、国内の大型案件をしっかりと扱うことができるプレーヤーの層を厚くしていくということが重要な課題だというふうに認識してございます。
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小森卓郎(自民)
ありがとうございます。
御答弁いただいたように、我が国PFファンド、急成長を続けてきておりますけれども、それでもまだ物足りないところがあるというふうに感じております。
今、国内のPEファンド、そして海外、アジアのファンド、アジア枠として数十倍ぐらい違いがあるといったようなお話もありました。五百億を超えるような投資案件につきましては、国内のPEファンドよりもこうしたグローバルなPEの方がより大きな存在感を発揮しているのが残念ながら現状であるというふうに考えておりまして、こうした大型の投資案件に対応するためには、国内PEファンドの規模の大型化を進めていく…
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228河河野太志経済産業省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
今委員御指摘のとおり、PEの市場の厚みを増していくという観点から見ますと、やはり、機関投資家から長期の視点の資金が継続的に流れていくといったことが重要な要素の一つにはなるのではないかというふうに考えてございます。
そういった観点で見ますと、PEのファンドがそういう資金をしっかりと呼び込んでいくというためには、機関投資家の皆様にとってやはり魅力的な投資対象とならないといけないという観点からしますと、十分な投資実績、さらにはリターンを上げているという実績に加えまして、やはり、相応のファンド規模に拡大していくという今の論点は非常に必要…
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小森卓郎(自民)
ありがとうございます。
大体の認識はそろっているのではないかと思いました。全てのファンドが大型化しなければいけないというものでも恐らくなくて、他方で、一定数のファンドというのが大型化に向かっていく必要があるのだろうというふうに思っておりますが、このためには、PEファンドへどうやって資金供給をしていくのかということが必須であります。
昨今、我が国経済では、お金が不足しているわけでは全くありませんけれども、この潤沢な資金がPEファンドに流れていないということが課題であるというふうに感じております。とりわけ、巨額の資金を運用している機関投資家による投資がP…
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