井坂信彦 (立憲民主党)

2025年2月18日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 130 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 195 発言)

大臣、是非、効果が明らかでない、あるいは役割を終えた巨額の大企業向け減税というのは大幅に削減をしていただいて、その財源をやはり国民とか、あるいは今大臣も足りないとおっしゃった中小企業向けの研究開発促進とか、そういうところに回していただきたいというふうに思います。

続いて、日本のAI戦略について経済産業大臣に伺います。

先週、パリで、AIアクション・サミットが開かれました。議長国のフランスは、今後数年間で十七兆円もの投資を集めて、三十五か所のAIデータセンターを建設すると発表しました。EUも、今後数年間で三十一兆円を投資し、大規模な開発拠点、AIギガファクトリーなどを建設すると発表しました。

一方で、規制の議論は余り行われず、倫理的で安全なAIを目指すサミット共同声明にはアメリカとイギリスが署名をしませんでした。マクロン大統領も規制を簡素化すべきと発言をし、これまでAIを規制してきたヨーロッパがAI推進に大きくかじを切ったことを印象づけました。

対するアメリカは、トランプ大統領になってAIへの投資を更に加速をしています。ソフトバンクやオープンAI社が立ち上げたスターゲート計画は、四年間で七十八兆円の投資を行い、アメリカ国内にAIインフラを整備をするとのことであります。超大型データセンターを二十か所建設し、その電力を賄う太陽光などの発電所を併設し、超大規模パラメーターの次世代AIを開発し、十万人の新規雇用を生み出すという計画であります。

世界でAIの開発競争が図らずも始まってしまっている中、日本政府もAIと半導体に十兆円の公的支援を行います。しかし、この十兆円で何をするかが全く決まっておらず、ソフトやシステムやインフラとしてのAI開発ではなく、半導体の製造という物づくり的な発想で十兆円の大半が使われるおそれがあります。

大臣に伺いますが、AI向けの予算をここは明確に分けて十分に確保すべきと考えますが、いかがでしょうか。

前後のやりとり

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