布柴靖枝文教大学人間科学部教授

2025年6月10日・第217回国会 衆議院 法務委員会 第21号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 81 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 146 発言)

ありがとうございます。

私は家族支援をしているんですが、最初は子供の支援をしていたんですけれども、いろいろな子供の悩みを聞いていくと、子供が幸せな人生を選んでいくためには親の支援は欠かせないということが分かりました。子供は、親が幸せに暮らしているのかどうなのかというのを非常によく見ているんですね。

中には、自分は子供を持ちたくないと。何でそんなふうに思うのと聞くと、その子は、だって、自分は親の重荷になってきた、お母さんがとても苦労した、そんな子供は自分はとても持てる自信がないとか、そういった答えを聞くことがあります。

要は、この制度に関しましても、やはりアイデンティティークライシスというのはとても大きな問題ですので、やはり親が自信を持って働いている姿、生きている姿というのを子供に見せること自体が子供の人権を守っていくことになるというふうに思っています。

それと、選択、選択という言葉を言っていますが、心理学の中でも、選択したことは自分で責任を取ることができるようになるんですね。たとえ自分が選んだことで困難が生じても、それは自分が選択したことだからということで責任が取れるようになります。主体的に変わっていきます。確実に、与えられたパッシブなハピネスよりも、自分が選んで獲得した幸せの方がより人の心を幸せにする、これはもう長年カウンセリングをしていて感じることです。

以上でございます。

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