堀田龍也東京学芸大学教職大学院教授

2025年6月13日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 65 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 76 発言)

ありがとうございます。

教師の負担の観点は非常に重要だと思う一方で、子供たちの目線で考えると、子供たちにとって学びやすいかどうかというのはとても大切なことかと思います。先生おっしゃったように、同じ授業でも、ずっと先生がしゃべっているのを聞いていなきゃいけない苦痛というのは、子供によっては非常にしんどいものでございます。

先ほどから私が紹介している、ICTも使いながら子供たちが自分のペースで様々なリソースに当たりながら学ぶ、この割合を全体の教育課程の中である程度増やしていくという考え方は、子供たちは非常に学びやすくなり、そして自己実現感が非常にありますので、結果的に学校は楽しいという方向に向かうということが分かっております。

そのときのコツみたいなことなんですけれども、多くの先生は、今日学ぶことはこういうこととこういうことですよということがいつでももう一回見直せるようにクラウド上に共有していたり、前に学んだこととか手順とかそういうようなこと、あるいは参考になる動画、例えば、デッサンしているときにうまく影がつけられないみたいなときは、影の上手なつけ方の動画がショート動画で見られるようになっているとか、こういう必要なリソースがリンクされているようなそういう学習環境の中で、子供が必要なときに必要なものにアクセスしながら学ぶ、こういうようなことがICTを使ってうまくできるようになっているかなと思っております。

子供の学びやすさがうまく保障されれば、先生は本当に支援が必要なお子さんにできるだけ時間を割けることができて、これは教師にとっても自己実現につながるかと思います。

以上です。

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