澤田稔上智大学総合人間科学部教授/教職・学芸員課程センター長

2025年6月13日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 62 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 76 発言)

御質問ありがとうございます。

私も、そういった探求型の学びが拡充していくことというのは非常に大事なことだろうというふうに考えております。

それで、御質問いただいて二つのことを考えておりますけれども、一つは、今までの知識中心の学習指導要領の場合には、それが書き込まれたらそれを教えるということでストレートにそれを受け止めればよかったんですけれども、探求型というのは子供たちの主体的な学びということになりますので、私の解釈でいうと、先生がレールを敷いているだけでは駄目ということになるので、どうしてもやはり試行錯誤、失敗もあるし、それから、生徒に振り回される。振り回される授業の方がいいというふうにも言えるぐらいだと思うんですけれども、つまり、振り回されていないとすると、こっちが引いたレールを敷いているだけということになりますので、そっちに行ってそこまでやるのかというような予想外の子供たちの姿が出てきて初めて探求であり主体的な学びであったりするものが出てくると思いますので。

というわけで、学習指導要領に書き込まれたものに関する成功談だけではなくて、いろいろな、これは二つ目につながるんですけれども、そういった学習指導要領の文言がどういう具体的な実践と結びついているのかというのが分かるようなアーカイブとかがそれこそデジタルで展開していくと、今、未来の教室プロジェクトみたいなところで動画等も拝見できますけれども、縦横無尽に検索できて、自分の学校でこういう学びをやりたいんだけれども、学習指導要領の文言はどう実現できるのか実践事例が分からないというときに、そういった様々な、失敗例もあった方が僕はいいと思うんですけれども、失敗談とか。成功例だけだとどうしてもそこまで行けないと思いますけれども、いろいろな苦労とか失敗談みたいなものを聞けたりすると、そして、そういったものも含めて、成功例も失敗例もいろいろなところで検索できて、それが見られるような、具体例が見られるようなアーカイブなんかをどこかで作っていただけると学校の助けにはなるのかな、教材のアーカイブも含めてですけれども、そんなことを考えておりました。

以上です。

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