末冨芳日本大学文理学部教授

2025年4月18日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 28 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 76 発言)

まず、現場の先生たちが授業や授業準備の部分で多忙化しているというのは確かです。あわせまして、特に新人の先生たちに聞くと、通知表の所見欄がすごく大変だということで、実は、観点別評価ですとか、あるいは通知表をつけるといった評価のコストもかなり高くなっているんですよね。そうしたところはできるだけ簡素化した方がいいと。

ただ、保護者自身は子供の学びを知りたいので、その部分は学校のDXを利用して、子供の学習の記録を子供の合意を得て保護者が見られるようにしたら、うちの子、結構頑張っているなというのが分かると思いますので、無理に通知表に依存しなくてもいいんじゃないかとは思っております。

しかしながら、多忙の実態というのは、本務もそうなんですが、本務ではない事務的な手続も含めて、数が絞られている、非正規教員ではない正規の先生方が全部担わなきゃいけないというような実態もありまして、だからこそ、私、教員不足をなくそう緊急アクションでは、本務の部分も、持ちこま数、やはり上限を決めていただきたいという提案をしておりますが、それ以外の業務については、自治体がしっかりと学校に投資してくださって、子供と先生を応援するように、教師が担うべきではない業務を決めるときに、業務量改善計画を策定するというのが今次改正のポイントで、そこで、要するに、何に幾ら投資すればいいというのが分かるはずだという考え方なんですよね。

だからこそ、教師が担うべきではない業務を決めることで業務量改善計画は機能するはずだという考え方を取っているということです。というか、そのようにしなければ、先生たちが今抱え込み過ぎている本務以外の部分の業務は、ちゃんと分担できないというふうに捉えています。

以上です。

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