高橋英明 (日本維新の会)

2025年3月19日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 151 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 166 発言)

日本維新の会の高橋英明です。

党を代表し、大学等における修学の支援に関する法律の一部を改正する法律案について、賛成の立場から討論いたします。

我々日本維新の会は、高等教育については、以前より、教育の質、学生の質の担保、大学入試制度、大学の数の適正化といった課題に対し、必要な改革を実施した上で無償化すべしという立場であり、改革を伴わない無作為な無償化には反対の立場です。

今回、以下三つの理由から、必要な改革をしっかり実行した上での無償化を実現していただくことを条件として、賛成いたします。

まず一つ目に、二月二十一日に発表された中教審の答申の内容についてです。

委員会の質疑において、答申を踏まえ、具体的な施策を実施するとの回答をいただきましたが、この答申と我々の目指す無償化の姿に、おおよその方向性の一致を見ました。

答申では、十五年後の二〇四〇年に大学進学者数は二七%減少するという深刻な課題に直面する中、目指すべき社会像や育成する人材像のビジョンを示し、質の向上、規模の適正化、アクセスの確保という目的を明確にしており、高等教育のあるべき姿のために必要な改革の具体的な実現イメージが描かれています。この答申の方向性は、我々の目指す大学改革の方向性とおおよそ一致するものであり、答申を踏まえた具体的な施策を着実に実施し、意義のある無償化の実現につなげていただくことを強く要望します。

二つ目に、我々が必要な大学改革と考える論点は、全て附帯決議に記載していただきました。

附帯決議に記載したことを真摯に実施していただけることは、文科省の皆様の前で言うまでもございません。全ての子供に対し、機会平等の観点で、更なる制度拡充の推進をお約束いただいた点を評価します。

最後、三つ目に、二月に取り交わされた自民、公明、維新による合意文書の存在です。

合意文書では、高等教育について、論点を整理し、無償化の更なる拡充に向け、成案を得ていくことを約束いただいております。そして、無償化のための安定財源も、徹底した行財政改革によって生み出していくと記載があります。現役世代に新たな負担をかけることは絶対に避けるべきです。三党で合意した、政府全体で徹底した行財政改革を実施して財源を捻出する、我が党は、この実現に向けて引き続き全力で協議することをお約束します。

以上、三つの点から賛成する理由を申し上げましたが、今後、高等教育の無償化を進めていく中で、本当に国民の皆様に納得していただけるか否かは、我々も提案しました様々な大学改革を徹底的に実現するかどうかに懸かっていると考えます。これから行動で示さねば意味がありません。

野党としてしっかりチェックしていくと同時に、将来の日本のために、責任を持って提案と行動を重ねていくことをお約束し、賛成の討論といたします。

以上でございます。ありがとうございました。

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