江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年3月12日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 37 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 212 発言)

極めてハードルの高い話だと思っています。

私の選挙区には三つ、村があります。諸塚村、椎葉村、西米良村という三つの村を選挙区に持っておりますが、人口の減少率は少ないです。人口は減ってはおりますが、率でいうとそんなに高くないです。それは懸命に努力しています。やはり、地域の結びつき、そして助け合い、共助の気持ちが非常に強い。

そういうことも大事ですが、やはり政策的には、土地改良の話もしましたが、これはやはり農地の生産性を上げる。例えば長崎なんかは、非常に急峻な農地ばかりですけれども、土地改良をやったことによって、農家の農業所得は確実に上がりました。ですから、中山間地域では土地改良は有効ではないというのは私は違うというふうに思っておりますし、農村RMO、これは、最初の何年間しか支援できないという欠点はありますけれども、しかし、こういうものでやはり支援していく。

そして、農福連携もあり得るだろうと思いますし、そして二地域居住ですか、そういったことも、今の若者の中には、都会で暮らしながら、田舎にも、一定時間を過ごす、その心のゆとりを設けたい、そして農作業にも参加したいという若者が増えているというような調査もありますので、そういった若者をいかに取り入れるかという努力もしてみたいと思っております。経済面の支援と生活面の支援があるんだろうと思います。

あとは、民間の企業等の参画も求めたいと思っています。民間の企業も、なかなか中山間地域で農業をやるというのは難しいかもしれませんが、私の地元でいうと、例えばヘベズという、カボスとはちょっと違うんですが、そういうのがあって、ヘベズなんかを中山間地域でやってみようという建設業者なんかも出てきました。大分、大規模にやってくれています。そういう人たちを応援するということもあったり、それから企業とのマッチングをしたり、何か一つをやればうまくいくということでは全くないと思います。

いろいろなことを一生懸命やらないと、農村の人口を維持し、増やすというのはとてもハードルは高いと思いますが、しかし、これには取り組んでいかないと、その地域に人がいなくなった未来の日本がどんな日本なのかを考えると、ぞっとするんですよ。この地域、例えば椎葉村がなくなった日本、諸塚村が消えてしまった日本、西米良村がなくなった日本というのは決していい日本じゃないと思いますので、それは、産業政策というよりも地域政策として、内閣を挙げて私は取り組むべき課題であろうというふうに思っております。

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