安野貴博一般財団法人GovTech東京アドバイザー

2025年4月16日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 50 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 237 発言)

御質問いただき、ありがとうございます。

まず、AIに対して勝機があるのかという話ですが、私はあるんじゃないかと思っております。もちろん簡単な話ではございませんが、しっかりと今の段階から取り組んでいくことで、勝機はあるのではないか。

その背景には二つ理由がございまして、一つは、こういった新しい技術がどんどん広がっていくときには、その業界で既に勝っていた勝者と敗者が入れ替わりやすいタイミングがある。つまり、例えばインターネットというものが出てきた、SNSというものが出てきたことによって、グーグル、フェイスブックなどの企業はビッグテックとしてどんどん大きくなっていったタイミングがありますし、あるいはスマートフォンみたいなものが出てきたときにも、アップルであるとか、ほかのサムスン、オッポみたいなスマートフォンの企業というのがどんどん大きくなっていった。

今回は、次はAIという全く新しいパラダイムの技術が出てきた。このタイミングは、今まで負けていた会社が上に上がっていく、今までになかった会社が上に上がっていく非常に希有なチャンスだと思います。

ここは、ファウンデーションモデル、基盤モデルのような大きなモデルに関しては、一定、なかなか今から参入というのは難しいかもしれないんですが、そういった基盤モデルを活用しながら事業をする、AIを使いこなすレースというのはまだまだ始まったばかりなのかなと思っておりまして、ここはまだ無数にチャンスがあると思っています。

二つ目の理由としては、日本の人口構成がもたらすインセンティブというところだと思っています。

何を言っているかというと、労働人口というのがどんどん日本はこの先減っていくわけですよね。そうなると、雇用の問題よりも、この減っていく人不足の状況をどう解消するのかということで、各社、AIを積極的に導入するインセンティブというのが生まれていると思います。これは、このモメンタム、勢いをうまく活用していくことで、始まったばかりのレースでしっかり勝っていくのが重要なのかなというのが私の意見です。

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