荒井優 (立憲民主党)

2025年3月26日・第217回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 59 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 189 発言)

ありがとうございます。

副大臣から大変前向きな国産洋上風力の生産を目指すという言葉をいただいて、是非頑張っていただきたいと思っていますし、北海道はまさに広い土地と風がありますので、そういったものを造れる工場立地、しっかり頑張っていきたいと思いますので、後押しをよろしくお願いいたします。

最後に、今日も人材の育成のお話が少しありましたが、まさに人づくりこそが僕は復興だというふうに思っております。

資料の二を見ていただきたいと思うんですが、これは、日本経済新聞に載っていました、福島は学びの宝庫だという記事なんですが、実は、経済産業省の参事官が、この方はずっともう震災の事故以降福島にいらっしゃる方ですが、その方がずっと授業を高校生向けに行っているんですね。しかも、県外から来た人たちの修学旅行と合わせて、来た人たちに対して、福島の現状、特にエネルギーの在り方、そういった授業をしているという形になっています。この上の四角でちょっと囲ったところ、中をお読みいただくと、何となく、生徒たちは、こういった状況で原発の再稼働というのはリスクがあるんじゃないかみたいなことを素朴に、素に質問していて、そこに対して経産省の参事官も様々な答え方をしているわけです。

これはともすると若いうちから何か思想を植え付けようとしているみたいなことの見られ方もしなくはないんですが、僕は、でも、学校現場にいた経験からしますと、そうではないというふうに直感的には感じています。やはり福島はそれだけの学びの現場があるというふうに思っていて、その中で、高校生一人一人が、まさに原発も含めて、エネルギーの在り方というよりも、やはり正解のない問いを肌身で感じる大変貴重な場になっているというふうに思いますので、まさに、特に下の方の四角で囲っていますが、福島第一原発の廃炉は我々の世代では終わらなくて、将来にわたってという話でもありますので、是非こういう学びの場をしっかりとつくっていっていただきたいというふうに思っているわけです。

ちなみに、資料の三には、これは二〇一四年の新聞記事ではありますが、僕も震災の復興の仕事をしていたときに出会った高校生の記事になります。お父様は東電の職員で、当時の吉田所長の右腕として活躍されていた方ということで、ただ、その後、ここの記事には、家族が非常に複雑になったんだということを彼女が記者に対してしっかり答えてくれた。でも、実は、今彼女は、去年結婚されるんですけれども、転職して東電に就職して、まさに復興の現場で働いているわけですね。まさにこういう世代が生まれてきている。

もう一枚おめくりいただいて、資料の四は、僕自身も関わりましたが、双葉郡にはふたば未来高校という高校がございますが、この高校から、これも二〇一三年に議論をしてつくってきたんですけれども、この高校卒業の学生さんが、今はまさに、ここに書いてあるのは、デブリを取るための研究を修士課程で勉強していて、自分がそういうことをしっかり取り組んでいきたいと。彼は震災のときに小学校四年生だったわけですけれども、そういう人が本当に未来を担うためにやっているわけです。

まさにこの二人は地元出身の子たちではありますが、こういう人たちとまた全国の高校生、中高生が出会うことも本当に非常に重要なんだというふうに思っていますが、経産省の参事官にどうやったらこの取組がもっと広められるかという話を聞いたところ、できれば、高校生にたくさん来てもらうというよりも、まず先生たちにこういった現状を理解してほしいということを、そうなんです、やはり学校の先生が鍵になるんですね。

学校の先生たちをこういった現場に一度連れてくる、見てもらう、そういう研修を僕は文科省としてももっともっと推進していいんじゃないかというふうに思いますが、今日は文科省に来ていただいていますが、いかがでしょうか。

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