世界有数の災害発生国でございます。マグニチュード六以上というんでしょうか、巨大地震の二割から三割は日本に集中していると。また、昨今の異常気象というのはもう皆さんが共通して体験しておることであって、忘れた頃にやってくるのではない、忘れる間もなく災害はやってくるのだと。
また、その被害の甚大化というのは変な日本語ですが、とにかくどんどん甚大化している。そして、頻発化は先ほど申し上げたとおりであって、今までの防災対応でいいはずがないということであります。
かつては国土庁という役所があって防災局というのがあったんですが、今それが内閣府の防災担当ということで、各省庁からいろんなそういうことに志のある方、能力のある方が集まっているのですけれども、残念ながら、二年来ていろんな経験を積んだらば元の省庁へ帰っていく、だから知識とか経験の集積ができないという宿痾はどうしてもあるんだというふうに思っております。
そうすると、その体制は格段に強化をしなければならなくて、専任の大臣があり、そしてまた最初からずうっと防災一筋という職員の方、プロフェッショナルな職員の方をそろえなければならない、これ体制の問題だと思っております。
じゃ、何をやるのというのは、今委員から御指摘があったように、スフィア基準というのをきちんと満たしましょうと。トイレカーであったりキッチンカーであったり、あるいはテントであったりベッドであったり、そういうものを、ここは発災の危険性が高いねというところにはやや厚くすることになるだろうと思いますが、全国一か所だけに集中してというんではどうにもなりませんので、七か所ぐらいに分散をしたいというふうに思っていますし、一体それをロジスティクスとして誰が運ぶのよと。誰かが運ぶでしょうと考えていたら実は誰も運んでくれなかったみたいなことはよくある話なので、そこは登録制度できちんとしたいと思いますし、いや、ボランティアなんだからねと、無償で行ってねということではなくて、実費はちゃんとお支払をしないとそれはなかなか実効性が担保されないということだと思っております。
ですから、私も、お正月、できればまた能登へ行きたいと思っているのですけれども、もう日本海側の冬、むちゃくちゃ寒いですからね。そこへ行って、もう地震はあるわ、九月には大雨だ、何で自分たちだけがこんな目に遭うんだろうという、ある意味、今年一番つらい思いをした人たちが、でも、でも、国は分かってくれたんだねと、当たり前の話、一番つらい思いをした人たちに一番温かい手を差し伸べなくて何が国家だと私は思っておるところでございます。くだくだしゃべって恐縮です。
あとは、気象衛星の能力を上げていかなければなりませんが、事前に災害の、線状降水帯でありますとか、そういうものの状況が分かる、そういう能力は格段に上げてまいりたいということで、気象庁の体制も拡充をしてまいりたいと思っております。
災害を防ぐことはできませんが、災害が起こった後に起こることは全て人災だということは、後藤田正晴先生がかつて阪神・淡路大震災のときにおっしゃった言葉であります。その言葉を胸に刻んで、私ども最大限努力をいたしてまいりたいと考えております。
66櫻櫻井充(自民)
以上で川田龍平君の質疑は終了いたしました。(拍手)
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67櫻櫻井充(自民)
次に、平木大作君の質疑を行います。平木大作君。
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68
平木大作(公明)
公明党の平木大作でございます。
能登半島地震の発災から間もなく一年がたとうとしております。
現在、石破総理におかれましては、この避難所環境の抜本的改善、これを大きく打ち出されまして、例えばトイレカーですとかあるいはコンテナハウス、こういったものが迅速に被災地に届くようにということで、登録制度を創設をして今いただいております。あるいは、資機材ですとか物資ですね、こういったものについても分散備蓄をしっかりやっていこう。さらには、災害ボランティア団体の皆さんの事前登録制度をつくる。様々なことを今手を打っていただき、今議論されております補正予算の中にも関連経…
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- (上の発言)
69
石破茂(自民)内閣総理大臣
世界有数の災害発生国でございます。マグニチュード六以上というんでしょうか、巨大地震の二割から三割は日本に集中していると。また、昨今の異常気象というのはもう皆さんが共通して体験しておることであって、忘れた頃にやってくるのではない、忘れる間もなく災害はやってくるのだと。
また、その被害の甚大化というのは変な日本語ですが、とにかくどんどん甚大化している。そして、頻発化は先ほど申し上げたとおりであって、今までの防災対応でいいはずがないということであります。
かつては国土庁という役所があって防災局というのがあったんですが、今それが内閣府の防災担当ということで、各省庁からいろんなそういうことに志のある方、能力のある方が集まっているのですけれども、残念ながら、二年来ていろんな経験を積んだらば元の省庁へ帰っていく、だから知識とか経験の集積ができないという宿痾はどうしてもあるんだというふうに思っております。
そうすると、その体制は格段に強化をしなければならなくて、専任の大臣があり、そしてまた最初からずうっと防災一筋という職員の方、プロフェッショナルな職員の方をそろえなければならない、これ体制の問題だと思っております。
じゃ、何をやるのというのは、今委員から御指摘があったように、スフィア基準というのをきちんと満たしましょうと。トイレカーであったりキッチンカーであったり、あるいはテントであったりベッドであったり、そういうものを、ここは発災の危険性が高いねというところにはやや厚くすることになるだろうと思いますが、全国一か所だけに集中してというんではどうにもなりませんので、七か所ぐらいに分散をしたいというふうに思っていますし、一体それをロジスティクスとして誰が運ぶのよと。誰かが運ぶでしょうと考えていたら実は誰も運んでくれなかったみたいなことはよくある話なので、そこは登録制度できちんとしたいと思いますし、いや、ボランティアなんだからねと、無償で行ってねということではなくて、実費はちゃんとお支払をしないとそれはなかなか実効性が担保されないということだと思っております。
ですから、私も、お正月、できればまた能登へ行きたいと思っているのですけれども、もう日本海側の冬、むちゃくちゃ寒いですからね。そこへ行って、もう地震はあるわ、九月には大雨だ、何で自分たちだけがこんな目に遭うんだろうという、ある意味、今年一番つらい思いをした人たちが、でも、でも、国は分かってくれたんだねと、当たり前の話、一番つらい思いをした人たちに一番温かい手を差し伸べなくて何が国家だと私は思っておるところでございます。くだくだしゃべって恐縮です。
あとは、気象衛星の能力を上げていかなければなりませんが、事前に災害の、線状降水帯でありますとか、そういうものの状況が分かる、そういう能力は格段に上げてまいりたいということで、気象庁の体制も拡充をしてまいりたいと思っております。
災害を防ぐことはできませんが、災害が起こった後に起こることは全て人災だということは、後藤田正晴先生がかつて阪神・淡路大震災のときにおっしゃった言葉であります。その言葉を胸に刻んで、私ども最大限努力をいたしてまいりたいと考えております。
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平木大作(公明)
今回、能登半島地震で例えば初めてできたことって結構実はあるんですよね。今日、配付資料でも配らせていただきましたけれども、例えば、自衛隊の皆さん、今回、能登半島、被災地がアクセスが悪かったということで、一月の三日から四百か所のいわゆる避難所、これ御用聞きに歩いていただきました。
やはり大事なのは、今総理からも御答弁いただきましたが、例えば、今回は石破総理だったから大丈夫だったねとか、日中の災害だったから対応できたけど夜間だったのでできませんでしたと、こういうことがあっちゃやっぱりいけないんだと思うんです。ある意味、どの総理であろうが、どの政権のときであろ…
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赤澤亮正(自民)内閣府特命担当大臣(経済財政政策)
今の平木委員の御指摘は三つとも大変重たくて意味があり、我々は本当にそれをやらなきゃいけないなと深く肝に銘じるものでございます。
防災庁は、本気の事前防災に取り組むとともに、御指摘のとおり、大規模災害発生時における政府の災害対応の司令塔としての機能を担う組織を予定をしております。
我が国が本当に覚悟しなきゃいけない災害といえば、これ、東日本大震災のもう犠牲者という意味でも十六倍が想定されている南海トラフの巨大地震とか、首都直下地震もありますし、地震学者の方たちに聞くと、その二つより先に日本海溝、千島海溝周辺の海溝型地震来るんじゃないかと言う方もおられま…
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平木大作(公明)
是非よろしくお願いいたします。
時間ちょっと押してきました。もう一問だけ、ちょっと災害関連お伺いしたいと思います。
現在、内閣府防災統括されています坂井大臣に是非お取り組みいただきたいんですが、今日、配付資料、資料二に提示させていただきました。これ、まだですね、やはりまたかという感じで思われた方多いと思うんですが、避難所においてやはりこの雑魚寝が今回も至る所で見られたわけであります。
これ、しっかり解消していかなければいけないということで、これまでの実は議論の中でも、いわゆる支援物資、必要な物資を各自治体だけで全部積み上げるのはやっぱり難しいという…
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