江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2024年12月19日・第216回国会 参議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 96 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 292 発言)

我々の考えていることは、方向性としては同じではありますけれども、所得については経済安定対策でやるんだというところが一つの我々の主たる考え方であります。

それから、先生の方から、この価格は市場で、所得は政策でという理念、これは基本法の中には書いておりませんので、ただ、基本法の中にはないんですが、ちゃんと農林省が出した資料の中に、価格により所得を確保、図るという価格政策の考え方を見直し、価格形成は市場に任せ、所得の確保は政策に委ねるという文言が、これ農林水産省から出た文書の中に見付かりました。こういう考え方も一つだと思います。

まあ、日本は市場経済、自由経済の世の中でありますから、農林水産物だけではなくて、全てのものの価格は市場で決まる、これはもう基本理念だと思うんですよ。ですが、今回特に議論になっているのは食料安全保障の確立ですから、ある意味、そういった経済原理から一歩踏み出したところに行かないと安全保障は確立できないなということは十分理解しております。

ですから、私が申し上げたのは、全ての直接支払制度についてテーブルの上にのせて、これも例えば、もっとフラットにした方がいいんじゃないか、整理した方がいいんじゃないか、私の考えとしては、整理するだけではなくて、整理統合するんであれば、内容を検証し、充実し、そして、もっとストレートに言えば、支援の程度を手厚くしたいというふうに実は考えております。

それがどういう形になるか、今日お示しできないのは極めて残念ですけれども、時代の流れの中で、やはり母屋を追加する的なところは正直あったんですよ。まあ、しようがないじゃないですか、こういう事態が生まれたからこういうことを政策として加えようと。しかし、この五年間の集中見直し期間の中で、いよいよ、今まで増築とか改築を続けてきたものをリフォームするタイミングが来たんではないかと思っておりますので、御党の御意見もしっかり伺ってまいりたいと思っております。

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