龍崎孝嗣経済産業省大臣官房脱炭素成長型経済構造移行推進審議官

2024年12月19日・第216回国会 参議院 経済産業委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 153 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 168 発言)

お答え申し上げます。

先生御指摘の二〇三〇年度から先の排出削減目標、削減経路につきましては経済産業省、環境省の合同審議会で議論してございますが、その中の議論としては、技術革新が生まれ、排出削減が将来加速することを踏まえますと、将来に加速度的に削減が進展する経路、これを取ることが合理的と考えられるとか、このままエネルギー多消費産業の衰退が進めば経済と環境の好循環が達成されず、一・五度目標との整合は目指しつつも柔軟性を持つことが必要だといった、こうした御意見があった一方で、G7の一員として世界平均以上の目標を掲げ、急速かつ大幅な削減経路を取るべきだとか、カーボンバジェットの観点から海外への貢献も含め考えることが必要といった御意見、それから、二〇五〇年ネットゼロ、一・五度目標と整合的な道筋を示し続けることが企業、社会にとって大事など、非常に幅の広い御意見がございました。

こうした中で、前回の合同審議会では、それまでの議論を踏まえまして、直線的な経路を軸に今後の検討を進めることでどうかと、こういう提案を行ったところでございます。

この目標の議論につきましては、引き続き、本日これから開催いたします合同審議会でも御議論いただくこととしておりまして、議論が仮に尽くせない場合には、また日を改めて更に御議論いただく予定でございまして、まだ固まったものではございません。政府としては、GXを通じて、経済成長、脱炭素、エネルギー安定供給を同時実現することが重要だと考えてございまして、こうした観点から合同審議会では更に議論を深めていただきたいと考えてございます。

いずれにいたしましても、経済産業省としては、二〇五〇年ネットゼロの実現に向けましてGXの取組を加速すると、それから、我が国の競争力強化をそれによって図るとともに、世界各国での現実的なトランジションに我が国の技術力で貢献をいたしまして、我が国に比して排出量の多い国々を含めまして、世界全体の温室効果ガス、これの削減にも貢献をしてまいりたいと思ってございます。

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