是非、同じ轍を踏まないというこの原点に立って、力強く後押しをしていただきたいと思います。
武藤大臣、先日の所信で地熱についても触れていただきました。地熱発電は大変に期待されているものでございますが、残念ながら導入量がまだまだ遅れているという状況にございます。本来、天候とか季節とか、あるいは時間などによる変化がなく安定的に稼働できること、また、純国産のエネルギーでございまして、我が国のこの資源量からいうと世界で第三位を占めているということ、さらには、二酸化炭素排出量が少ないということからカーボンニュートラルの実現にも資すること、こうした利点があります。
一方で、課題としては、開発がうまくいくのかどうかがなかなか分からない、三本掘って一本当たるかどうかというような話も聞くところでございます。こうした、リスクが高く、また開発コストも高いということから二の足を踏む。さらには、地元の協議というものも容易でない場合もございます。特に、温泉事業者の方々からすると、それを行うことで経営にも影響が出るんではないかといったような課題もございます。
残念ながら、昨年末時点で導入量は〇・六ギガワット、二〇三〇年度の導入目標が一・五ギガワットでございますので、まだまだ十分に追い付いていない状況でございます。
JOGMECが自ら探査や掘削を行うなど、先導的資源量調査などもやって事業者を支えたりもしていただいておりますし、また、先月公表された地熱開発加速化パッケージによれば、今後、こうした地熱開発を円滑に進めるための伴走型支援として、新たに地熱開発官という肩書を新設をして、寄り添ってこの地熱開発を進めるというふうに取り組んでいくとされております。
こうしたパッケージで進めていく内容、どのように成果を目指そうとしているのか、政府の御説明、また、特にこの新しい地熱開発官、どのような役割を果たすことを期待しているのか、併せて御説明をいただけますでしょうか。
93岡岡田智裕中小企業庁経営支援部長
お答えいたします。
日本経済は、賃上げ率、国内投資とも三十年ぶりの高水準にありまして、変化の兆しが見えつつある一方で、多くの中小企業は人手不足あるいは物価高などの経営課題に直面しているところでございます。経済の好循環を全国の中小企業に行き渡らせるためには、中小企業全体の稼ぐ力を底上げするとともに、インパクトのある成長企業を創出していくことというのが重要だと考えております。
御指摘の売上高が百億に及ぶ成長企業は、一般的な中小企業と比べまして賃金水準が高く、輸出による外需獲得、域内の仕入れによるサプライチェーンの波及効果も大きいというふうに考えております…
この発言のページ
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石川博崇(公明)
現場で円滑に施行が進むよう、よろしくお願い申し上げます。
ちょっと論点を変えまして、再生エネルギーの導入、活用関係について御質問させていただきたいと思います。
武藤大臣、先日の所信質疑で、失礼、所信的挨拶でペロブスカイト太陽電池にお触れいただきました。私の地元大阪で大変生産がされているものでございまして、触れていただいたこと、感謝を申し上げたいというふうに思います。
このペロブスカイト太陽電池、もう先生方御案内のとおりでございますが、大変軽量で、また柔軟であるという特徴を生かして、これまで設置困難な場所にも設置が可能となると。外壁であったりとか、あ…
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95木木原晋一資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官
お答えします。
経済産業省では、委員御指摘のとおり、有識者、メーカー、ファイナンスなどの関係業界団体、百六十を超える自治体、関係省庁など、幅広い関係者を集めた官民協議会を五月より開催し、十一月に次世代型太陽電池戦略を取りまとめたところでございます。
具体的な内容としては、過去の太陽電池産業をめぐる反省も踏まえて、一つに、二〇四〇年までに約二十ギガワットの導入目標、それから二つ目に、二〇三〇年までの早期にギガワット級の生産体制を構築すること、三つ目に、環境省と連携した公共施設における率先した導入促進といった内容を盛り込んでおりまして、今後、国内外の市場…
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- (上の発言)
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石川博崇(公明)
是非、同じ轍を踏まないというこの原点に立って、力強く後押しをしていただきたいと思います。
武藤大臣、先日の所信で地熱についても触れていただきました。地熱発電は大変に期待されているものでございますが、残念ながら導入量がまだまだ遅れているという状況にございます。本来、天候とか季節とか、あるいは時間などによる変化がなく安定的に稼働できること、また、純国産のエネルギーでございまして、我が国のこの資源量からいうと世界で第三位を占めているということ、さらには、二酸化炭素排出量が少ないということからカーボンニュートラルの実現にも資すること、こうした利点があります。
一方で、課題としては、開発がうまくいくのかどうかがなかなか分からない、三本掘って一本当たるかどうかというような話も聞くところでございます。こうした、リスクが高く、また開発コストも高いということから二の足を踏む。さらには、地元の協議というものも容易でない場合もございます。特に、温泉事業者の方々からすると、それを行うことで経営にも影響が出るんではないかといったような課題もございます。
残念ながら、昨年末時点で導入量は〇・六ギガワット、二〇三〇年度の導入目標が一・五ギガワットでございますので、まだまだ十分に追い付いていない状況でございます。
JOGMECが自ら探査や掘削を行うなど、先導的資源量調査などもやって事業者を支えたりもしていただいておりますし、また、先月公表された地熱開発加速化パッケージによれば、今後、こうした地熱開発を円滑に進めるための伴走型支援として、新たに地熱開発官という肩書を新設をして、寄り添ってこの地熱開発を進めるというふうに取り組んでいくとされております。
こうしたパッケージで進めていく内容、どのように成果を目指そうとしているのか、政府の御説明、また、特にこの新しい地熱開発官、どのような役割を果たすことを期待しているのか、併せて御説明をいただけますでしょうか。
97木木原晋一資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官
地熱発電に関するお尋ねでございます。
経済産業省では、今後の地熱開発の加速化に向けた方針を議論するために、今年九月から十月にかけて、環境省にも入っていただきながら研究会を実施しております。その中では、地熱開発の主な課題として、開発初期リスクの高さ、地域の理解醸成、それから許認可取得等に伴う開発期間の長さなどの指摘があったところでございます。
こうしたことも踏まえて、十一月十三日の経済産業省の審議会において、経済産業省と環境省の連名で地熱開発加速化パッケージを発表し、今後の地熱開発を加速化するための方針を打ち出したところでございます。その中で、経済産業…
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石川博崇(公明)
この新たに創設されます地熱開発官、各地域の経産局に置くということが想定されているというふうにお聞きしておりまして、地元の状況等もよくよく分かっている方に是非なっていただいて、伴走型で取組を後押ししていただくようにお願いを申し上げたいというふうに思います。
少し話を変えまして、脱炭素化、これは国際社会と協調して、連携して進めていくことが重要でございますし、特にこのアジア地域でどう脱炭素化の連携の動きを強めていくかということが極めて重要でございます。その観点から、政府で進めているAZEC、アジア・ゼロエミッション共同体、この取組は極めて意義のあることだとい…
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99木木原晋一資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官
AZEC、アジア・ゼロエミッション共同体ですが、ここでは、省エネルギー、再生可能エネルギー、水素・アンモニア、CCSなど様々な分野で、委員御指摘のとおり、三百五十件以上のプロジェクトが進行中でございます。
こうしたプロジェクトの進展によって、アジアの脱炭素需要を取り込む形で日本の脱炭素技術の導入が促進され、日本の企業の競争力強化並びに経済成長につながることが期待できます。加えて、パートナー各国においても、それぞれの国の事情に応じた多様かつ現実的な道筋の下でエネルギー移行が進み、アジアにおける脱炭素化及び経済成長の両立につながることが期待されております。
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