向井康二公正取引委員会事務総局官房審議官

2024年12月19日・第216回国会 参議院 経済産業委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 87 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 168 発言)

お答えします。

公正取引委員会は、今月の十六日でございますが、令和六年度の価格転嫁円滑化の取組に関する特別調査、こちらについて公表をしております。こちらの調査につきましては、令和四年、五年と三年間にわたって行っておりますが、今年度につきましては、委員御指摘の昨年十一月に策定いたしました労務費転嫁につきましてもフォローアップ調査をしているわけでございます。

本年五月時点での指針の認知度につきまして、事業者に対しまして調査をしておるところでございますが、認知度につきましては、残念ながら四八・八%ということでございまして、全体としては半数程度にとどまっていたということでございます。その一方で、指針を知っている事業者の方が知らない事業者よりも取引価格の転嫁をより行えていることも調査によって確認がなされたところでございます。このような点を踏まえますと、適切な価格転嫁の実現のためには指針の周知が極めて重要というような認識を持っておるところでございます。

このような観点から、公正取引委員会におきましては、内閣官房、中小企業庁との共催で、全国八ブロックで指針の内容、活用方法に関する企業向けの説明会を実施してきたほか、中小企業向けのプッシュ型広報、広聴企画の実施、そして啓発動画の作成、テレビ、ラジオCMの広告など、指針の周知を進めてきたところでございます。また、本年十一月からでございますが、政府広報と連携した形で、動画広告といたしまして、電車やタクシー、そちらの交通広告ですね、そちらでウェブ版の動画の配信もすることによりまして周知を図っているところでございます。

今回の調査結果も踏まえまして、引き続き、事業所管省庁とも連携し、地方版政労使会議の機会なども活用しながら、指針の更なる周知徹底と指針に基づく取組の徹底に取り組んでまいります。

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