向井康二公正取引委員会事務総局官房審議官

2024年12月19日・第216回国会 参議院 経済産業委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 62 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 168 発言)

公正取引委員会が実施いたしました令和六年度の特別調査におきまして、委員御指摘のとおり、相談窓口を活用した旨の回答でございますが、三・五%という結果でございました。

この点につきましては、特別調査におきまして、労務費の適切な転嫁に向けた良好な取組事例というものも聴取いたしまして別紙にまとめているところでございます。それを見ますと、発注者の社長が説明会におきまして受注者のトップに対しまして労務費転嫁の方針を具体的に説明しているというようなケースや、発注者が定期的に受注者に対しまして価格協議を行う旨の声掛けをしていると、さらに日程調整を行った上で直接訪問をしているという事例もございます。このような事例もございまして、このような場合ですと、受注者はその相談窓口を活用せずとも価格転嫁が円滑に進んでいるということも考えられるのではないかということでございまして、相談窓口を活用しない者がいるということ自体が問題であるとは考えてございません。

他方で、調査結果を詳細に見てみますと、指針の認知度が四八・八%という中で、相談窓口を活用した旨回答した者の大部分が指針を認知していたという回答をしております。

そうしますと、指針の周知が進むと相談窓口もより活用されるという可能性はございますので、公正取引委員会といたしましては、引き続き事業所管官庁とも連携いたしまして、指針の更なる周知徹底、そして指針に基づく取組の徹底に取り組んでいくということで、相談窓口の活用につきましても積極的に促してまいりたいと考えてございます。

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