大門実紀史 (日本共産党)

2026年6月17日・第221回国会 参議院 デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 116 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 163 発言)

日本共産党の大門実紀史です。

今回の改正案では、統計作成などのために病歴などを含む要配慮個人情報が本人同意なしに第三者に提供することが可能になるということでございます。

実は、病歴で思い出したのが、内閣委員会で各野党が取り上げましたけれども、岐阜県警大垣警察署であった市民監視事件でございます。

御存じのない方いらっしゃると思うので、事件の概要を言いますと、二〇〇五年頃から岐阜県の大垣市で巨大な風力発電施設の建設計画が進められておりまして、地元の住民の方々が、環境破壊、風力発電による低周波ですかね、健康被害などについて不安を感じて勉強会を行っていたと。そうしたら、大垣警察署が、勉強会を開いていた地元住民の人たちの氏名、学歴、職歴だけでなく、病歴の個人情報を中部電力とか事業者側に提供していたという事件でございまして、これは二〇二四年に高裁判決で、警察の人権侵害、違法性が認定されたんですね。

実は、今回のこの法案でこの事件のことを思い出して、当時不思議だったのは、警察はどうやって病歴の情報まで入手したのかと。氏名、学歴などは、今、シギントというんですかね、ネットとかいろんな通信情報で集めることは可能だと思うんですけれど、病歴というのは、病院にも守秘義務がありますので、どうやって警察は病歴まで収集したのかなと思ったんですけれども、ちょっと改めて警察庁に聞きますけれど、この病歴、つまり今回でいえば要配慮個人情報なんですけれども、大垣警察署はどこからどうやって集めたんでしょうか。

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