岩本麻奈 (参政党)

2026年6月17日・第221回国会 参議院 デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 105 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 163 発言)

参政党の岩本麻奈です。

これ、私の事務所に届いたファクスなんですね。(資料提示)これ、四、五日分なんです。個人情報、反対ということで。もちろん、ある組織がしているのかもしれないし、一人一人の個人でないかもしれないです。ただ、ちょっとこれだけのものが今回届いてきたのは初めてだったのでお持ちしました。

この法案の中身について私の友人とか医療従事者なんかに聞いてみたら、意外と分かっていないと。このようにすごく敏感に反応する方と、あと、意外と国民にもまだ知られていない、最近は知られてはきていると思うんですけれども、その二面性があるのかなと思っております。

そこで、私もいろいろ調べていく中で、情報処理推進機構の、これ政府機関も関わっているかなと思うので、このDX動向の二〇二五年のこれをちょっと、これなかなかすごい情報がいろいろ入っているんですけれども、この中で五十三ページに、日本はDXを推進する人材の量の確保において、やや不足している、大幅に不足しているの割合の合計が八割を超えているにもかかわらず、人材確保を行っていない割合が一九・四%に上るのは問題であると。これは一部なんですけれども、かなり、これドイツとアメリカと比べているので余計そうなのかもしれないですが、日本のやはりデジタルの後れと人材確保が急務であるということが書かれてありますので、よろしかったらちょっと御覧いただくと大変うれしいです。

そこで、私自体は、やはりAIやデータ活用そのものに反対しているわけでは全くありません。むしろ、やはりこの日本をいかに国益をもってAI開発進めていけたらいいなと本当心から思っているものなのですね。ところが、やはり急ぐべきだからこそ、信頼している制度設計というのが余計必要なんじゃないかなと思っております。

この今回の個人情報というのは極めて貴重な情報です。今や、画像、網膜の画像など、これもう一見すると、今までだと血管とか動脈硬化とか糖尿病の予測とかそういったものに使われていたものが、今や健康面とかあるいは発達特性なんかにも、もうそれを一目見たら分かるみたいな、AIによって、こういった形でどんどんどんどん医療分野は進んできています。要するに、データを統合することで、今まで測り得なかった予防の面とか、あと今後どういう病気にかかるかとか、そういったものが全部統合されてくるという、ある意味今までになかった世界に突入していくんだろうなと思っております。

私、SFが好きなので、ジョージ・オーウェルの「一九八四」という映画、映画というか小説がありましたけれども、このようなSF的な、全体の管理社会のすごいものだったんですけれども、現在、このデータ連結によってそのような社会がやはり技術的に可能な時代に入ってきていると思います。

対外的にも対内的にも、この情報の主権を一回失ってしまえばもう取り戻すことは非常に難しくなると、今がその分水嶺だと思っております。政府には、便利さだけではなく、主権と安全保障の観点から、国民にも説明責任があると申し上げておきます。

質問なんですけれども、先ほど司委員も議論なさっていたんですけれども、既に次世代医療基盤法という専門法が存在するにもかかわらず、やはり今回、個人情報保護法において新たな統計特例を設置する、設ける必要があるのかどうかというのにはすごく疑問でした。

同じ質問になってしまうのでちょっと違う観点からお伺いしたいんですけれども、この統計特例には医療情報やゲノム情報も含まれているのでしょうか。もし含まれているのであれば、次世代医療基盤法にある諸々の監督制度なしにゲノム情報が統計AI活用目的で利用され得ることになります。また、併用でどちらかを選ぶということであれば、普通考えれば、やはりより規制の軽い制度の方が選ばれるという懸念があります。これらについてお答えいただけるとうれしいです。

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