蓮井智哉デジタル庁統括官

2026年4月1日・第221回国会 参議院 デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 69 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 105 発言)

お答え申し上げます。

御指摘のとおり、デジタル庁で、令和七年五月以降、デジタル庁の全職員がガバメントAI「源内」を通じて生成AIを利用できる環境を試験的に構築しまして、同年八月末の段階で、五月、六月、七月の三か月間の利用実績を公表したところでございますが、その結果、今御指摘がありましたとおり、庁内の課室長級の職員の半数以上においてAIの利用実績がなかったということが明らかになりました。

その要因の一つでございますけれども、「源内」で提供しているAIアプリの多くが、文書の要約や情報システムの利用マニュアルの検索など、汎用的に利用されるアプリケーションが大半を占めてございまして、課室長級が担当するであろう政策の意思決定ですとか高度な判断を担うような、こういった業務ニーズに必ずしも合致するものではなかったことが一つの要因として考えられます。

このため、本年五月から開始する大規模実証事業におきましては、指定職や管理職含め、各府省庁職員からの意見や要望など、こういったもののフィードバックを通じましたAIアプリの開発の強化を進めるほか、先ほど大臣からも答弁ございましたけれども、使い始め段階での支援、職員のスキルレベルに応じたハンズオンの研修、AI活用のヒントなどの紹介などの定期的な情報発信、こういったものによって各府省庁への支援を行うこととしてございます。

デジタル庁では、こうした取組を通じまして、各府省庁の幹部職員が率先してAIを積極的に活用する文化を醸成するとともに、各府省庁と緊密に連携をしながら、政府全体におけるAIの利用率向上と利用の定着を着実に図ってまいりたいと考えております。

前後のやりとり

65の発言を見る

73の発言を見る