伊藤辰夫 (国民民主党)

2026年6月26日・第221回国会 参議院 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 52 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 228 発言)

国民民主党・新緑風会の伊藤辰夫でございます。

本日は、我が国の防災体制の抜本的強化、そして何より、国民の命と暮らしを守るための防災庁の設置に向け、質問の機会をいただき、まず感謝を申し上げます。

新庁設置という歴史的な転換期を迎えるに当たり私たちがなすべきことは、単なる組織の看板の掛け替えに終わらせることではないことです。過去の重い教訓を踏まえ、有事の際に現場が一瞬の迷いもなく命を救う決断を下せる、真に実効性のある権限が担保されるのか、厳しく検証することこそが国会の責務であると考えます。

本日は、過去の委員会での議論を更に一歩進め、政府が想定する曖昧な運用や平時の縦割りによる死角を徹底的に排除するため、具体的な指示権の優劣、自動発動ルール、法的リスクの解消といった核心部分について、あらかじめ深掘りと切り返しの要素を込めた形でまとめて政府の明快な御見解をお伺いしたいと思います。

それでは、順次質問に入らせていただきます。

自然災害、原子力災害、そして大規模感染症が重なる国難級の複合災害が発生した場合について伺います。

六月十二日の委員会答弁では、関係省庁間の情報共有の一元化にとどまる見解が示されましたが、現場の基礎自治体が求めているのは、情報の共有ではなく、指示の一元化だと思います。

そこで伺いますが、防災庁と内閣感染危機管理統括庁などの指示内容が現場で万が一矛盾、錯綜した場合、どちらの組織が最終的な意思決定者となるのか。単に発動後に長官同士が協議して決めるといった時間的猶予のない運用ではなく、法律上の優先順位や権限の優劣を平時から明確にしておくべきと考えますが、政府の見解を伺います。

前後のやりとり

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