仁比聡平 (日本共産党)

2026年6月12日・第221回国会 参議院 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 171 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 196 発言)

日本共産党の仁比聡平でございます。

まず、発災時に住民がてんでんこで現実に避難行動に移れるというための個別避難計画の実効化について、前回五月二十九日に御紹介をしました黒潮町の取組も踏まえて、まず次官にお尋ねしたいと思うんですけれども、お配りしている資料がございまして、ちょっとお待ちしましょう。

一枚目に、前回紹介したように、最大震度七、最大津波高三十四メートルという町で犠牲者ゼロを目指すんだと。だから、避難放棄者を出さない、絶対に諦めないというその取組の中で、戸別避難計画、カルテが一〇〇%回収されるというような取組の中で、二枚目御覧いただきますと、ある地区で、住民みんなで相談をしている中で、それぞれの住民が非常用持ち出し袋を用意しているんだけれども、これ本当に持ち出せるかと。これを取りに帰るとか、あるいは家の中で探さなきゃいけないとかいうことになったら避難が遅れるじゃないかという議論の中で、特に高齢者など、あらかじめ高台に備えておけば迅速に避難ができるというので、世帯ごと備蓄というのが取り組まれているというんですね。町全体でシンポジウムも重ねておられるんですけれども、これが水平展開されて各地区に広がっていると、このことによって早期避難率を何としても上げるんだというわけです。

次のページ、下の方に、防災訓練の一環で、当然、若い世代、子供たち、みんなで取り組むわけですけれども、高齢者をどうするかと。特に体が不自由な高齢者の場合、屋内避難訓練というのを取り組むというんですね。ベッドに寝ていることが多い高齢者にとっての避難訓練とは何かというので、寝ているところから避難を開始し、起き上がって、ゆっくりになるでしょうけど移動して、玄関まで出てくるのがおばあちゃんにとっての避難訓練だからと。で、玄関まで出てきたら、周りの支援者たちがちゃんと避難場所まで連れていくことができるという。これは、実際、避難開始に要する時間が五分というふうに想定されることが多いです。どうしてもその後に避難場所に向かっていくということになれば、遅れてしまうと大津波が襲ってきてしまうということなんですよね。

こうした取組というのはとても実効的だと思いますし、この避難の実効化には住民自身が参加しての計画の策定というのがとても重要だと思いますが、御認識はいかがでしょうか。

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