青島健太 (日本維新の会)

2026年4月7日・第221回国会 参議院 予算委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 386 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 402 発言)

日本維新の会、青島健太です。

自民、維新を代表し、令和八年度総予算三案に対し賛成の立場から、また、立憲、公明提出の修正案及び民主提出の修正案には反対の立場から討論を行います。

緊迫する中東情勢、今、日本に求められていることは、情勢の鎮静化に寄与することはもちろん、自国の足下を見詰めて国民生活の安心と安全を確保することであり、この予算の速やかな執行が求められます。

高市総理が施政方針演説で述べられた日本列島を強く豊かにという方針は、まさに時宜を得た進むべき道だと考えます。その具体策が、責任ある積極財政という予算方針と、その中核にある成長投資、危機管理投資の推進です。

令和八年度当初予算は、前年度比七兆一千百十四億円、六・二%増の百二十二兆三千九十二億円となりました。過去最大の予算額に高市総理の並々ならぬ決意を感じますが、その一方で、総理の言葉どおり、責任が問われるスケールになっています。

しかし、総理はおっしゃいました。挑戦しない国に未来はありません、守るだけの政治に希望は生まれません。そのために、日本維新の会は、十二分野の政策テーマを提言させていただきました。そうした政策や改革は早速動き出し、本予算にも必要な支出が盛り込まれています。

急がなければいけないのは、全ての国民が直面する物価高対策です。イラン情勢を受けて原油価格の高騰が続く中、政府は三月十九日から石油元売各社への補助金を支給し、ガソリン等の価格を抑える措置を実施しています。また、事態の長期化も見据えて、令和七年度予算の予備費から八千億円を支出することが閣議決定されました。しかし、あらゆるものの価格上昇に対する早急な追加対策は必須です。

高校の授業料無償化と小学校の給食の無償化は待ったなしです。無償化はゴールではありません。その先の教育の質をいかに高めていくかということに取り組まなければなりません。この予算を通して、高校教育改革や大学改革等の教育改革が前進することを願います。

避けて通れないのが社会保障改革です。動き出した国民会議で、食料品の消費税ゼロとともに、給付付き税額控除の導入に向けて議論が進むことを望みます。現役世代の社会保険料を下げる、そのために、四十八兆円に膨らむ医療費をどうやって抑えていくか。OTC類似薬の保険適用の見直し、医療費の応能負担、医療・介護分野のDX化など、課題は山積しています。現役世代の負担を軽減し、持続可能な社会保障制度の実現に向けて、不断の議論と改革を進めてまいります。

我が党が提案した国家情報会議と国家情報局は、政策判断の土台となる情報収集、分析の司令塔であり、今の世界情勢の中ではその必要性がますます高まっています。日本のインテリジェンス能力を早急に強化しなければなりません。また、大規模災害や様々な事態に備えた首都機能のバックアップと、多極分散型の経済圏を構築するために副首都の実現が急がれます。

責任ある積極財政は、財政規律と持続可能性にも配慮しなければなりません。新規の国債発行は二十九兆五千八百四十億円となり、公債依存度は、昨年を下回る二四・二%に抑えられています。また、一般会計のプライマリーバランスも二十八年ぶりに黒字化しています。こうした点を評価します。

しかし、金利が上昇し、国債の利払いが毎年増加し、財政の硬直化が懸念される中、更なる行財政改革が求められます。片山財務大臣が担当する租税特別措置、補助金の見直しもしっかり機能させなければなりません。

総理はおっしゃいました。成長のスイッチを押して、押して、押して、押して、押しまくってまいります。野球でいえば、バットを振らなければ、ヒットもホームランも生まれません。この予算はフルスイングです。この予算には希望があります。挑戦する総理をしっかりお支えし、日本維新の会が改革のアクセルとなることをお約束し、賛成討論といたします。(拍手)

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