大川原化工機事件のようなことは、あってはいけないことなんですよね。それが起きてしまったということでこうした今議論が盛んに行われているということは、非常にそれはいいことだというふうに思いますが、一方で、こうしたことを起こさないようにどう制度を見直していくのかということが非常に重要だというふうに思います。
プレサンス事件も大川原化工機事件も冤罪ですからね。冤罪でありながら保釈を認めないという、無罪をずっと主張し続ける中で何度も何度も保釈申請をするわけですが、全て却下をして、最終的に命を失ってしまうということもありますし、前回私も言いましたけれども、矯正医療だけで済ませる、何か、それで大丈夫みたいなそんなやり方ではなくて、矯正医療のお医者さんが専門医とは限らないわけですから、そういう意味では、必要な医療にちゃんとつなげていけるような矯正医療のお医者さんでなきゃいけないわけですから、そういうところも含めて、矯正医療にだけ見せればそれで済むみたいな、そういう安易な発想もやめてもらいたいですし、そういう制度をしっかりと見直していくということが重要だというふうに思います。
これからの刑事手続に関する研究会の初会合前、令和七年十二月、法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会の一般有識者の方々、委員を務めた村木さん始め四名の方々が、法務大臣や研究会宛てに要請を出しています。
そこには、二十一回に及んだ改正刑訴法に関する刑事手続の在り方協議会を開催している間に、国民の信頼を著しく損ねる捜査・訴追機関の失態や不祥事が相次いだ状況を深く憂慮しとあります。そして、その審議の在り方に対し、強く要請をしております。
要請は大きく三項目あります。まず、迅速な検討の実施であります。新時代の刑事司法制度特別部会は、協議会の議論は運用状況の評価及び制度をどう見直すかの二つの論点とも率直に言って通り一遍で済ませた感が強く、かつ進行が極めて遅かったとの不満を禁じ得ませんというふうに書いています。
迅速に進めるように強く要請をしているわけでありますが、これは研究会に対してというよりも、むしろそれを運営する事務方の問題でもありますので、こうした要請に対してどう応えていくのか、伺います。
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横山信一(公明)
法制審の皆さん方が一生懸命検討されたということは重要なことでありますが、一方でこうした新証拠開示に向けた懸念が多く示されているというこの事実も併せてこれは受け止めていかなきゃいけないと。
また、証拠開示、全部証拠開示することにどうして駄目なんだと。単純な理由ですよね、これは。出せばいいじゃないかと。要するに、有罪になった理由を何で示すことができないんだという、当たり前のことなんですが、それによって再審を阻んでいるという、阻んできたという、こういう事実もまたしっかりと受け止めていかなければいけないというふうに思います。
次にプレサンス事件でありますけれ…
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平口洋(自民)法務大臣
御指摘の保釈率は個別具体的な事件における裁判所裁判官の個々の判断の集積でありまして、それに対する評価を法務大臣として述べることは差し控えたいと思います。
その上で、お尋ねについては、まず最高検察庁において、御指摘の大川原化工機事件に関する検証の結果を踏まえて、保釈請求に対してより適切に対応することにつきまして、昨年八月に全国の検察庁に向けて通知を発出したものと承知しております。
また、最高検察庁においては、昨年十月から十一月にかけて最高検察庁の検事が全高等検察庁を回り、管内の検察官に対して検証の結果明らかとなった問題点や反省点を直接説明するキャラバン…
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138平平城文啓最高裁判所事務総局刑事局長
お答えいたします。
これまでも、各地の裁判官の間では適切な保釈の運用に向けまして日頃から議論が重ねられてきました。しかしながら、いわゆる大川原化工機事件等を契機にして、各地の裁判官の間での議論が活発に行われるようになっており、本年一月に司法研修所で行われた研究会において改めて保釈に関する意見交換が行われました。
適切な運用を確保していくためには、各地の裁判官の間で不断に議論が重ねられることが重要であり、最高裁といたしましては、議論の場を確保するなどして、今後とも支援をしてまいりたいと考えております。
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- (上の発言)
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横山信一(公明)
大川原化工機事件のようなことは、あってはいけないことなんですよね。それが起きてしまったということでこうした今議論が盛んに行われているということは、非常にそれはいいことだというふうに思いますが、一方で、こうしたことを起こさないようにどう制度を見直していくのかということが非常に重要だというふうに思います。
プレサンス事件も大川原化工機事件も冤罪ですからね。冤罪でありながら保釈を認めないという、無罪をずっと主張し続ける中で何度も何度も保釈申請をするわけですが、全て却下をして、最終的に命を失ってしまうということもありますし、前回私も言いましたけれども、矯正医療だけで済ませる、何か、それで大丈夫みたいなそんなやり方ではなくて、矯正医療のお医者さんが専門医とは限らないわけですから、そういう意味では、必要な医療にちゃんとつなげていけるような矯正医療のお医者さんでなきゃいけないわけですから、そういうところも含めて、矯正医療にだけ見せればそれで済むみたいな、そういう安易な発想もやめてもらいたいですし、そういう制度をしっかりと見直していくということが重要だというふうに思います。
これからの刑事手続に関する研究会の初会合前、令和七年十二月、法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会の一般有識者の方々、委員を務めた村木さん始め四名の方々が、法務大臣や研究会宛てに要請を出しています。
そこには、二十一回に及んだ改正刑訴法に関する刑事手続の在り方協議会を開催している間に、国民の信頼を著しく損ねる捜査・訴追機関の失態や不祥事が相次いだ状況を深く憂慮しとあります。そして、その審議の在り方に対し、強く要請をしております。
要請は大きく三項目あります。まず、迅速な検討の実施であります。新時代の刑事司法制度特別部会は、協議会の議論は運用状況の評価及び制度をどう見直すかの二つの論点とも率直に言って通り一遍で済ませた感が強く、かつ進行が極めて遅かったとの不満を禁じ得ませんというふうに書いています。
迅速に進めるように強く要請をしているわけでありますが、これは研究会に対してというよりも、むしろそれを運営する事務方の問題でもありますので、こうした要請に対してどう応えていくのか、伺います。
140佐佐藤淳法務省刑事局長
お答えいたします。
御指摘の要請書につきましては、平成七年、済みません、令和七年十二月に法務当局において受領しておりまして、本研究会の各委員に共有させていただいております。
その要請書につきましては、本研究会に関しまして、以前法制審議会の部会の委員をされた御経験などに基づいて御意見をいただいたものでありますけれども、その上で、研究会における具体的な議事の進め方については研究会においてお決めいただくべき事柄であるとは思いますけれども、今委員御指摘のあったように、法務当局といたしましても、今後ともその研究会が充実したものとなるように努めてまいりたいと考え…
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横山信一(公明)
一般有識者の人たちの意見だということで、いわゆる専門家ではない人たちの意見でありますから、むしろこうした人たちの意見は尊重した方がいいと思います。しっかり、何というか、進行が極めて遅かったと言われないようにしていただきたいというふうに思います。
また、この刑事司法、ごめんなさい、新時代の刑事司法制度特別部会は、保釈の運用についても言っていまして、無罪を主張すれば長期間勾留されることを捜査機関は供述を強要する手段として悪用している、多くの冤罪を生み出していますというふうに述べています。さらに、国会の附帯決議に背を向けたような、このような保釈の運用は直ちに…
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142佐佐藤淳法務省刑事局長
お答えいたします。
御指摘の要請書におきましてそのような記載がされているところでございまして、その上で、保釈の裁判に当たりまして、否認又は黙秘している事実を不利益には取り扱ってはならないといった明文規定を設けることについては、改正刑訴法に関する刑事手続の在り方協議会において議論が行われたところでございました。
その内容を若干御紹介いたしますと、被告人が事実を認める供述をしないことのみをもって直ちに罪証隠滅のおそれがあるなどと認めてはならないというのは、これは当然のことでありまして、このような当然の内容の規定であれば設ける必要がない、また、否認、黙秘す…
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