合田哲雄文部科学省高等教育局長

2026年6月11日・第221回国会 参議院 文教科学委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 96 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 119 発言)

お答え申し上げます。

まず、委員から御紹介のございました報告書は、オーストラリアの研究者が日本の、失礼しました、世界の高等教育政策等について作成したものでございますが、ユネスコは内容を確認しておらず、ユネスコの見解を示すものでもないというふうに承知してございます。

また、内容につきましても、四年制大学進学率は男性の方が女性よりも高い点に触れていないこと、非STEM分野で男性の過少代表が進んでいるとされておりますが、実際に非STEM分野の社会科学でも男性の割合が六割を超えていることなど、我が国の状況を踏まえたものとはなっていないと考えてございます。

各大学におきましては、大学入学者選抜実施要項を踏まえて入学者選抜を実施していただく必要がございます。入学者の多様性を確保するための選抜を実施する際には、特定の属性の入学者が過少である理由や背景などをどのように分析しているか、どのような人材を養成するか、どのような評価方法により選抜するかを明確にすることが重要であると考えてございます。

我が国の大学において、理工系分野の学生の割合が他の先進諸国と比べて低く、女性の大学進学率は四十年前の約一四%から五割を超えるまでに上昇しているにもかかわらず、理工系分野の女性、女子学生比率が約二割にとどまっていることは大きな課題であるというふうに考えてございます。

このような状況において、各大学の判断により、女性を対象とする選抜を実施することにつきましては、文部科学省としては一定の合理性があるものと考えてございます。

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