松本洋平 (自由民主党)文部科学大臣

2026年6月2日・第221回国会 参議院 文教科学委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 37 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 83 発言)

今回の制度改正は、教科書に動画や音声等も含めデジタルを取り入れて作成することを可能とすることで児童生徒の学びの充実を図るものであります。

例えば、英語のように本文に合わせて音声や動画を再生できた方が内容の理解が深まりやすい教科では、教科書の全体をデジタルで一体的に作成、活用した方が効果的な場合もあるというふうに考えているところであります。

また、文部科学省が令和元年度から実施してきた実証研究におきましては、現行教科書代替教材をいつも使う児童生徒ほど授業内容の理解、主体的、対話的で深い学びといった項目で肯定的な回答割合が高いことが分かっておりまして、これらの項目は全国学力・学習状況調査の正答率とも相関関係にあるところであります。

さらに、中教審における議論におきましても、現行の教科書代替のデジタル教科書についての紙の教科書と同一内容という要件がデジタルならではの可能性を狭めているという指摘がされているところでもありまして、デジタルの特性を最大限生かすことで児童生徒の学びの充実、これを図ってまいりたい、そのように考えております。

各教科でありますとか、またそれぞれの学習の内容によって、やはりこうしたデジタルの技術というものをいかに活用していくのかというのは様々でありますけれども、ただ、利用することによって間違いなく学習の効果を上げているというふうに判断をされるような分野というものもあります。しっかりとそうしたところについて、デジタルというものを使うことによって子供たちの学びの質を高めていく、そうした取組というものを進めさせていただきたいと思います。

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