伊藤俊幸金沢工業大学大学院教授

2026年7月14日・第221回国会 参議院 内閣委員会 第19号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 10 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 95 発言)

先ほどの陳述の中で申したとおりですが、例えば過激になるんですね。今回のいろんな事案、この関連する事案は恐らく国民の対立を生むということです。国家を二分させてしまい、正しい法理論でこうあるべきだというのが理解する人はいいでしょうけど、そうじゃない側は、今回もだから過半数の日本国民はこの法案に賛成するわけですね。この分断が、過激なことがあればあるほどこれが深まるわけですよ。

ですから、そこをアメリカのように、今のトランプのように行政権で、行政指導で強制的にやるというのは、これはもう明らかに間違いなんですね。それに対して、まさに今ここで審議されているように、ここは国民の代表の皆さんが民主的に議論をして、一線の線引きをしようとするわけですよ。ここまでは自由だと、ここから以降は自由ではないというこの線引きが民主的に行われるということ自体に私は非常に重要性があると思っています。

ですから、法案にすることは、そこが民主的手続によってこの境界線ができるんですね。要するに、トランプを生まないためです。これが曖昧であればあるほど生むわけです、その今のことに対して反対する人が必ずいるわけですから、それはどちらの関係でもですよ。となったときに、いやいや、国家としてはこれが一応明示していますということがあるのとないのでは、私は全く違うんだと思うんですね。

ですから、そういう意味で今回のこの皆さんの議論は非常に大事だと思っています。特に、附帯決議もあったように、ここでの事例をどんどん増やされたらいいんですよ。それをどんどん附帯決議に載せる、こういうことも懸念である、あるいはこういうところも懸念であるということを。この事例の積み重ねこそが私はリスクマネジメントになると、国家のリスクマネジメントですね。

ということで、アメリカにならないためにも私は必要だと思っているということです。

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