石井苗子 (日本維新の会)

2026年3月24日・第221回国会 参議院 総務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 120 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 267 発言)

金利は作用が与えられないので、今のお考えよく分かりました。前倒しでやっていくということで、来年から税収の動向を見ておやりになるということだと思います。二・二兆円というふうに聞いておりました、当初の前倒し、二・五兆円ということで、是非頑張ってやっていただきたいと思います。

引き続き、持続性と健全化ということで質問の焦点を当てさせていただきます。

ふるさと納税、それについてですが、今でこそ、返礼品を見てどこにふるさとの納税するかというような決める人が多いというふうに聞いておりますけれども、元々、二〇〇八年の制度の設計目標といいますか、これは、地方で育った子供たちが都会に人口流出してしまう時代が来ると、なので、教育に掛けたコストの元が取れない、教育コスト、これを回収するためにふるさとに対する寄附を募って、それで地方の行政収支のバランスを是正していこうではないかと、こういう目的だったんです。

ところが、二〇一一年に東日本大震災が起きましたときに、ボランティアでもなく募金でもない、新しい支援の形としてふるさと納税があるではないかと、こうなりまして、一定の限度額までは、ふるさと納税金額から二千円を差し引いた金額が所得税と翌年度の個人住民税から控除されること、これが注目を集めました。これで震災のときに役に立った。

二〇一五年からワンストップ特例制度で、これ税務署の手続も簡便にしますというふうになりました。その経緯の末に現れたのが、寄附金の獲得のために還元率の高さや換金目的を重視する自治体が増えてきて、アマゾンのギフトカードだとか還元率の高い返礼品などが現れて、ここでまた総務省は、二〇一九年に返礼品の規制強化というのをやります。二〇一九年の六月です。ふるさと納税制度改正により、返礼金の返礼率というのを寄附金額の三割以下とするという、自治体にこれを義務付けました。

しかしながら、一般消費者が購入できる金額、これを市場流通価格で考えた場合に、還元率が三割を上回るお得な返礼金まだ存在しておりますよというようなポータルサイトというのが返礼金競争を始めまして、その中でポイント還元率が高いポータルサイトに利用者が偏るという傾向が出てきました。これを是正するために、総務省がポイント付与を昨年十月に禁止しました。

こういう決断を下したという長い歴史、前置きが長くなりましたが、そこから、昨年の十月から約半年たちました。現時点でどのようなふるさと納税制度に改善が見られたのかという、その評価を政府参考人の方に御説明をお願いします。

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