氷見野良三日本銀行副総裁

2026年7月14日・第221回国会 参議院 財政金融委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 86 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 184 発言)

お答えいたします。

現在、日本銀行では、短期金利の操作を金融政策の主たる手段としており、これと長期国債の買入れに関する判断は別のものとして位置付けております。その上で、先月の金融政策決定会合では、国債市場の動向と機能度を点検した上で、今後の国債買入れについて議論いたしました。

その結果、御指摘のありましたとおり、来年三月までは国債の月間買入れ額を毎四半期二千億円ずつ減額するという、これは昨年六月に決定した現在の計画ですが、それを維持するとともに、来年四月以降については、月間二兆円程度の買入れを行うことを決定いたしました。

ここで、来年三月までは現在の計画を維持することといたしましたのは、現在の計画自体は昨年から既に公表していたものであることのほか、今回の決定に先立ち、計画の見直しが必要ないかどうかを市場参加者に改めて確認した際にも、大半の方が現行計画の維持を支持していたことなどを踏まえたものであります。

日本銀行による国債買入れにつきましては、国債市場の安定を確保していくためにも予見可能な形で行っていくことが適切であると考えており、そうした観点から、来年三月までの買入れ方針を見直すことは想定していないところでございます。

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