柳瀬護金融庁総合政策局総括審議官

2026年7月14日・第221回国会 参議院 財政金融委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 83 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 184 発言)

お答え申し上げます。

量子コンピューターの技術進展が既存の暗号技術に与える影響につきましては、金融庁といたしましても、金融分野の安全性、信頼性に関わる重大な脅威として認識しているところでございます。

このため、我々金融庁では、二〇二四年に耐量子計算機暗号、PQCへの移行に向けた検討会を開催いたしまして、その報告書で、優先度の高いシステムについて、二〇三〇年代半ばを目安にPQCへの移行が可能な状態にすることが望ましいとしたところでございます。

これを受けまして、金融ISACの方で昨年九月にPQC移行ガイドを作成しております。また、政府全体といたしましても、昨年十二月に閣議決定したサイバーセキュリティ戦略におきまして、PQCへの移行について、原則として二〇三五年までに行うことを目指す旨が示されているところでございます。

金融庁といたしましては、こうした動き等を踏まえつつ、金融機関の着実なPQC移行対応を推進してまいります。

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