石田晋也金融庁監督局長

2026年7月14日・第221回国会 参議院 財政金融委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 66 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 184 発言)

お答え申し上げます。

七月六日、株式会社全東信が大阪地方裁判所より破産手続の開始決定を受けたところと承知しております。これを受けまして、一部の金融機関では、株式会社全東信への債権の取立てに支障が生じるおそれがある旨公表を行っているところでございますが、地域金融機関においては総じて充実した資本基盤を有しておりまして、現時点で金融システムの安定性に影響を及ぼすような状況にはないと認識しております。

その上で、現在、金融庁におきましては、こうした財務への影響等を含めまして実態を把握するために、一部の関係する金融機関に対しましてヒアリング等を現在進めているところでございます。

また、株式会社全東信の加盟店への影響につきましては、現在、破産管財人による破産手続を待つ必要があることからコメントを差し控えたいと思いますけれども、金融庁といたしましては、加盟店の資金繰りに重大な支障が生じることがないよう、七月十日、関係省庁連名による要請を発出しておりまして、全東信の破産手続開始の影響により、事業者の資金繰り支援に重大な支障が生じることがないよう、事業者の業況を積極的に把握しつつ、事業者に寄り添った細やかな支援を徹底すること、日本政策金融公庫等の特別相談窓口やセーフティーネット貸付け、セーフティーネット保証第一号の活用を促進することなどを官民の金融機関に対しまして働きかけを行ったところでございます。

今回の事案におけます制度上の課題につきましては、まず、当社につきましては、当庁の所管法令に基づく登録業者等ではございませんけれども、その上でのことでございますけれども、当社は実態としましてクレジットカード決済に関わるビジネスを行っているということを踏まえますと、一義的にはクレジットカード決済を所管する経済産業省において検討されていくものと考えておりますけれども、当庁といたしましても、決済サービスの適切な提供が確保されるよう、必要に応じて検討してまいりたいと考えております。

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