池光崇国土交通省大臣官房公共交通政策審議官

2026年6月2日・第221回国会 参議院 国土交通委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 63 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 127 発言)

お答えいたします。

今般創設をいたします自動車地域旅客運送サービス再構築事業は、地方公共団体が主導いたしまして、交通事業者や地域の関係者が車両や運転者等を協力しながら、バス、タクシー又は公共ライドシェアによる地域の実情に応じた最適な運送を確保するものとなっております。

本事業の実施に当たりまして、労働関係法令の適用がある場合には、まずその遵守が求められることが前提となります。また、安全関係につきましては、本事業の創設により現行の安全面に関する規制を緩和するものではなく、バス、タクシー、公共ライドシェアそれぞれの運送形態に応じまして、運転者の要件、運行管理の体制整備など、道路運送法が求める既存の安全規制を引き続き適用することとしております。

そのため、施設利用者用運送サービス提供者から運転者や車両などの協力をいただいた場合においても、あくまで運送主体は、アルコールチェックなどの基本的な安全確認を含め、通常のバス、タクシーや公共ライドシェアと同様の安全水準を確保することが求められます。また、輸送の安全に係る責任関係につきましては、本事業において複数の関係者が関与をする場合におきましても、利用者との関係では、道路運送法等に基づき、運送を提供する者が一義的な責任を負うということになります。

本法案の施行に当たりましては、こうした事柄を手引等で改めて周知をするとともに、引き続き、運輸局を通じて必要な監督も行いながら、安全で持続可能な事業運営が図られるよう取り組んでまいります。

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