伊勢崎賢治 (れいわ新選組)

2026年5月13日・第221回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 48 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 69 発言)

じゃ、まず、宮本大使から。

どうも初めまして、伊勢崎です。外大でずっと教鞭執っていまして、今ここにおりますけれども、どうも済みません。先ほど安全保障専門家って言われたんで、ぎくっとしまして、一応それが専門なんですけど、済みません。

お話に出てきた共通の理解、日中のですね、国際法上の概念、これもまた僕の専門なんですけど、コンドミニアムという概念がありまして、これは、特定の領域、例えば係争地ですよね、領海でも同じですけれども、これに対して、この領有権を分かつのではなくて、複数の国家が対等な立場で統治権を共同行使するという共同統治ですね。若しくは共同開発、共同管理というまでに拡大することがあるんですけれども、歴史上、成功例少ないですね。だけど、数少ない事例はあるんですね。

それに近いものの一つとして、そのときに大使をやられていたと思うんですけれども、福田政権のときに、御存じのように、御案内のように、東シナ海の平和、協力、友好の海にするというこれ合意ありましたよね。二〇〇八年ですか、東シナ海のガス田の共同開発ですよね、これがこの国際法上の概念、今御紹介したコンドミニアムというこの概念に非常に近い、近年起こった一つの好例だと思うんですけれども、挫折しましたですよね。そのとき日本で起きたことは、僕もちょっと覚えているんですけれども、中国で何が起きたのか、それをちょっと御説明願えればと思います。

それで、御案内のように、現在、中国側は中間線で構造物を造っておりますよね。日本はしていませんけどね。いわゆるこの共同開発の精神から遠ざかって、既成事実化が進んでおります。この互恵的な共同開発という、何か非常に貴重なこの試みが完全に消えてしまったのか、あのときに何が中国に起きたかも含めて、これをまた復活させるチャンスはあるのかということに対して御意見いただければと。

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