加えて、安定供給の面におきましても採算性の確保が必要です。
令和八年の薬価改定では、不採算品再算定であったり最低薬価の引上げなど薬価下支えの充実が図られました。一方で、日本製薬団体連合会が実施いたしました調査では、不採算品再算定の適用を希望したものの適用されなかった品目が、回答が得られた企業においては全体の八〇%以上に上るとの報告がされています。また、たとえ適用されたとしても、回答した企業の約半分では赤字を解消する水準まで薬価が引き上がった品目が一つもなかったというような回答もございます。
通例では、不採算品再算定の申請手続が改定前年の五月頃から開始されるものの、年末頃まで実際に適用となる品目の要件が明らかにならないことから、結果としてその要件を満たさない品目の申請に多大なる労力が掛けられているというケースも多くて、制度の予見性も欠如しています。今後、適用範囲を拡大するとともに、赤字を解消する水準まで薬価を引き上げること等、要件を早期に決定し、企業に提示することが必要だというふうに考えております。
時間が来ましたので、ここについて質問したかったのですが、今日はもう言いっ放しで終わらせていただきますが、不採算品再算定の拡充であったり、最低薬価の対象となる剤形の拡大や更なる引上げなど、必要な手当てを是非検討していただきたいということを申し上げて、終わらせていただきます。ありがとうございました。
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
米国の最恵国待遇、MFN価格政策につきましては、これにより、米国で医薬品を販売する製薬企業各社のグローバルでの上市戦略が不透明になっており、仮に製薬会社が我が国への新薬導入に慎重になった場合には我が国で治験が実施されない、そのようなリスクがあると認識をしております。
こうした状況を受けまして、厚労省としては、個別具体的な内容を含め、その影響や必要な対応について日々業界関係者等と丁寧に意見交換を重ねております。先週行われました創薬力向上のための官民協議会におきましては、高市総理から、米国のMFN価格政策に関しましては、国民や患者の皆様に革新的医薬品が迅速…
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福岡資麿(自民)
今、官民協議会での総理の発言の御紹介もありました。しっかり政府として取り組んでいただきますようにお願いをいたします。
政府は、創薬であったり先端医療を成長戦略分野の一つと位置付けております。創薬は他産業と異なりまして、長期間にわたり巨額の投資が必要な産業です。新薬を創出するためには、四千億円を超える研究開発費が必要で、十年以上の期間を要し、さらに、低分子化合物の場合は成功確率が約三万分の一と極めて低いことが知られています。ハイリスク・ハイリターンの代表的産業でありまして、国として研究開発支援が必要と言えます。
税制面におきましては、令和八年度税制改正…
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11間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
薬価制度におきましては、これまでも、特許期間中の薬価を原則として維持するほか、製品の特性に応じた有用性の評価の充実を図っていることに加えまして、令和八年度薬価制度改革におきましては、市場拡大再算定の類似品への適用、いわゆる共連れの廃止を行うなど、企業の予見性を高める観点からの取組を行ったところでございます。
その上で、委員御案内のように、高市内閣では、創薬・先端医療を十七の戦略分野の一つに位置付けておりまして、革新的新薬のイノベーションの更なる評価の検討を含め様々な政策を総合的に講じるよう、ロードマップの取りまとめに向けて調整を進…
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- (上の発言)
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福岡資麿(自民)
加えて、安定供給の面におきましても採算性の確保が必要です。
令和八年の薬価改定では、不採算品再算定であったり最低薬価の引上げなど薬価下支えの充実が図られました。一方で、日本製薬団体連合会が実施いたしました調査では、不採算品再算定の適用を希望したものの適用されなかった品目が、回答が得られた企業においては全体の八〇%以上に上るとの報告がされています。また、たとえ適用されたとしても、回答した企業の約半分では赤字を解消する水準まで薬価が引き上がった品目が一つもなかったというような回答もございます。
通例では、不採算品再算定の申請手続が改定前年の五月頃から開始されるものの、年末頃まで実際に適用となる品目の要件が明らかにならないことから、結果としてその要件を満たさない品目の申請に多大なる労力が掛けられているというケースも多くて、制度の予見性も欠如しています。今後、適用範囲を拡大するとともに、赤字を解消する水準まで薬価を引き上げること等、要件を早期に決定し、企業に提示することが必要だというふうに考えております。
時間が来ましたので、ここについて質問したかったのですが、今日はもう言いっ放しで終わらせていただきますが、不採算品再算定の拡充であったり、最低薬価の対象となる剤形の拡大や更なる引上げなど、必要な手当てを是非検討していただきたいということを申し上げて、終わらせていただきます。ありがとうございました。
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石橋通宏(立憲)
立憲民主・無所属の石橋通宏です。
この国会で最後の厚労委質問になるのかどうか分かりませんが、今日、せっかく機会いただきましたので、何点か確認すべきことを質疑してまいりたいと思いますが。
まず、今日、長坂副大臣に御出席をいただきました。この間も触れてまいりましたが、先月、ILO総会、年次総会が開催をされまして、今の今日的な課題にとって極めて重要なプラットフォームワーカーに関する新たな、百九十三号条約になりますが、採択をされました。
お手元の配付資料一に、主な中身、項目だけですが、紹介をさせていただいておりますけれども、せっかく副大臣、政府を代表して出…
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長坂康正(自民)厚生労働副大臣
お答え申し上げます。
デジタル化の進展によりまして働き方が多様化し、国際的に見ましてデジタルプラットフォームの数は増大をしております。
こうした状況を踏まえ、今般、ILO総会において、プラットフォーム経済におけるディーセントワークに関する条約の策定に向けた議論が行われました。本総会におきまして、日本政府といたしましては、プラットフォーム就業者の保護等を図るという新たな条約の策定の意義を踏まえ、積極的に議論に参加し、条約案の採択に賛成票を投じたところでございます。
引き続き、プラットフォーム就業者の適切な保護や就業環境の整備に向けた取組を進めてまいり…
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石橋通宏(立憲)
政府も賛成票を投じたということで、労使も賛成票を投じたと聞いておりますので、日本は政労使一致して賛成票を投じていただいたということです。
当然、これから、じゃ、この条約批准ができるのかどうか。これは今後また精査をされ、検討されていくものというふうに理解をしておりますけれども、ただ一方で、重ねて、これまでも累次、先ほど申した新しい形態の労働者、副大臣も触れていただいたIT、デジタル、こういったものの発展によって、いわゆるプラットフォームワーカーがどんどんどんどんやっぱり増えてきています。重ねて、既に、やはりもう明らかに労働者性が認められる、使用従属性が認…
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