松浦重和文部科学省大臣官房審議官

2026年6月25日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 12 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 206 発言)

お答えいたします。

薬学教育を通じまして、科学的探求力とともに、薬物治療の実践力を兼ね備えた薬の専門家としての薬剤師を養成し、常に高度化、多様化する医療に対応していくという課題に対応することは極めて重要であります。

そのため、文部科学省といたしましては、特に臨床教育の充実に向けて、これまでも薬学教育モデル・コア・カリキュラムにおいて、薬局及び病院、それぞれ十一週間、計二十二週間の実務実習の実施を盛り込み、薬物治療やセルフメディケーションに係る実務経験を積む機会の整備等に取り組んできたところであります。

さらに、二十二週の実務実習に加えまして、患者の状態を総合的に評価することや、長期的な経過を追うことでより患者に合った薬物療法を実践することや、地域における住民向けの健康教室等の活動に参画することで、より地域における医療や予防、健康支援に主体的に貢献することなどを通じまして、薬物治療の個別最適化の経験を更に深め、薬学生の実践力を更に向上させることを目的とした八週間程度の実践実習を実施できるよう、体制整備を行うことを各大学に求めておりまして、具体的な準備を進めていくよう働きかけを行っているところであります。

引き続き、関係機関と連携し、次期薬学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂における必要な対応を含めまして、社会構造の変化に対応しながら、社会に貢献できる資質、能力を備えた薬剤師の養成に取り組んでまいります。

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