お答えいたします。
薬学教育を通じまして、科学的探求力とともに、薬物治療の実践力を兼ね備えた薬の専門家としての薬剤師を養成し、常に高度化、多様化する医療に対応していくという課題に対応することは極めて重要であります。
そのため、文部科学省といたしましては、特に臨床教育の充実に向けて、これまでも薬学教育モデル・コア・カリキュラムにおいて、薬局及び病院、それぞれ十一週間、計二十二週間の実務実習の実施を盛り込み、薬物治療やセルフメディケーションに係る実務経験を積む機会の整備等に取り組んできたところであります。
さらに、二十二週の実務実習に加えまして、患者の状態を総合的に評価することや、長期的な経過を追うことでより患者に合った薬物療法を実践することや、地域における住民向けの健康教室等の活動に参画することで、より地域における医療や予防、健康支援に主体的に貢献することなどを通じまして、薬物治療の個別最適化の経験を更に深め、薬学生の実践力を更に向上させることを目的とした八週間程度の実践実習を実施できるよう、体制整備を行うことを各大学に求めておりまして、具体的な準備を進めていくよう働きかけを行っているところであります。
引き続き、関係機関と連携し、次期薬学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂における必要な対応を含めまして、社会構造の変化に対応しながら、社会に貢献できる資質、能力を備えた薬剤師の養成に取り組んでまいります。
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木村義雄(自民)
これまで議論してきたとおり、六年制で薬剤師の能力は確実に引き上げられていると思うんです。しかし、まだまだ、今お話がありましたけど、制度はまだ十分に追い付いていないんです。この点、将来を見据えて考える必要があると私は思います。今はまだ医師偏在の問題という形で議論をされておられますが、将来的には、人口構造の変化の中で医師不足の地域が残る一方で、薬剤師は相対的に余剰になる時期が来るという、そういう推計もあるんです。(発言する者あり)医者は地域偏在、そう言いましたから。直美ばかり行ったら駄目なんですよ。ちょっと脱線しました。済みません。
そうであれば、今のうち…
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10宮宮本直樹厚生労働省医薬局長
お答えいたします。
薬剤師法第二十三条を含む現行制度は、医師による診断、処方と薬剤師による調剤、鑑査を分離し、それぞれが独立した専門的立場から関与することで医療の安全性を確保するいわゆる医薬分業の考え方を基礎とするものでございます。
この枠組みは、薬剤師が医師から独立した立場で処方内容を確認し、適正な薬物療法を担保する観点から重要な意義を有しており、こうした観点を踏まえれば、薬剤師の独立性を損なう制度改正には慎重であるべきであると考えております。
他方で、薬剤師の役割の充実は重要であり、健康増進薬局の推進、スイッチOTCを含むOTC医薬品の活用、地…
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木村義雄(自民)
ちょっと脱線していて、何か少しずれちゃったんで。
これまで議論していたとおり、六年制で薬剤師の能力は確実に引き上げられているんですね。しかし、制度が追い付いていない。この点は将来見据えて考える必要があると思うんですが、今はまだ医師偏在の問題という形で議論されているんですが、将来的には、人口構造の変化の中で医師不足の地域が残る一方で、薬剤師は相対的に余剰になる時期が来るという推計もあって、その辺をお話をさせていただいたんですが、今の答弁では、健康増進支援、OTCの活用、セルフメディケーションの推進と薬剤師の役割を広げていく方向性は示されているわけなんです…
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- (上の発言)
12松松浦重和文部科学省大臣官房審議官
お答えいたします。
薬学教育を通じまして、科学的探求力とともに、薬物治療の実践力を兼ね備えた薬の専門家としての薬剤師を養成し、常に高度化、多様化する医療に対応していくという課題に対応することは極めて重要であります。
そのため、文部科学省といたしましては、特に臨床教育の充実に向けて、これまでも薬学教育モデル・コア・カリキュラムにおいて、薬局及び病院、それぞれ十一週間、計二十二週間の実務実習の実施を盛り込み、薬物治療やセルフメディケーションに係る実務経験を積む機会の整備等に取り組んできたところであります。
さらに、二十二週の実務実習に加えまして、患者の状態を総合的に評価することや、長期的な経過を追うことでより患者に合った薬物療法を実践することや、地域における住民向けの健康教室等の活動に参画することで、より地域における医療や予防、健康支援に主体的に貢献することなどを通じまして、薬物治療の個別最適化の経験を更に深め、薬学生の実践力を更に向上させることを目的とした八週間程度の実践実習を実施できるよう、体制整備を行うことを各大学に求めておりまして、具体的な準備を進めていくよう働きかけを行っているところであります。
引き続き、関係機関と連携し、次期薬学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂における必要な対応を含めまして、社会構造の変化に対応しながら、社会に貢献できる資質、能力を備えた薬剤師の養成に取り組んでまいります。
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木村義雄(自民)
今の話によると、文科省さんは、要するに、医学部では八十週間以上あったのが、薬学部では二十二週間を八週間延ばすと。前進しているじゃないですか。文部科学省さん、ありがとうございました。是非、文科、厚労、両省が力を合わせて薬剤師の魅力を更に未来に向かって発展させるために御尽力をいただきたいと思います。大きく期待をしてやみません。ありがとうございました。
質問を厚生省に戻します。今までの御説明では、制度を動かさない理由にはなっていても、試すことすらしない理由にはなっていないと思っております。正面からの法改正が難しいのであれば、特区による実証など限定的でも新しい…
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小川克巳(自民)
松浦審議官におかれては、御退室いただいて結構です。ありがとうございました。
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15宮宮本直樹厚生労働省医薬局長
先生御指摘のとおり、今後の役割の在り方を検討するに当たりましては、地域の医療資源の状況や患者のニーズ、薬剤師の資質、研修等も踏まえつつ、どのような範囲まで対応し得るかという視点は大変重要だというふうに考えております。
一方で、薬剤師の業務範囲の見直しに関わる事項については、医師との適切な役割分担や保健衛生上の安全性の確保の観点から慎重な検討が求められる分野であるということ、また、先生御提案の特区の取組につきましては、地域や事業者などの具体的なニーズや提案に基づき個別に検討される仕組みであることから、具体的な個別の事情を踏まえて慎重に考える必要があるとい…
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