ちょっと脱線していて、何か少しずれちゃったんで。
これまで議論していたとおり、六年制で薬剤師の能力は確実に引き上げられているんですね。しかし、制度が追い付いていない。この点は将来見据えて考える必要があると思うんですが、今はまだ医師偏在の問題という形で議論されているんですが、将来的には、人口構造の変化の中で医師不足の地域が残る一方で、薬剤師は相対的に余剰になる時期が来るという推計もあって、その辺をお話をさせていただいたんですが、今の答弁では、健康増進支援、OTCの活用、セルフメディケーションの推進と薬剤師の役割を広げていく方向性は示されているわけなんですが、しかし、そうであるならば、私はどうしても一点腑に落ちないところがあるのですね。そこまで健康増進を前面に出すのであれば、なぜ薬剤師に予防接種を担わせないのか。
コロナ禍では、医療提供体制が非常に逼迫する中で、他職種には一定の役割を担ってもらいました。一方で、薬剤師については、ワクチンという最も薬剤に近い分野であっても関与させませんでした。これ、どうしても不思議だなと思っていまして、海外では薬剤師どころかボランティアにどんどん打たせているのですね。
これはどう見ても、能力の問題ではなく、制度の問題です。健康相談はやる、OTC販売やる、しかも最も分かりやすい健康増進である予防接種はやらせない。これでは役割の線引きが中途半端になっているのではないでしょうか。もっとも、このことに関してはちょっといろんな御意見があるので、ここは、ちょっと時間がないので、今日はここは省かさせていただきます。まあ、いろいろとうわさが流れていると、こういうことですね。
今お話にあったように、医薬分業の観点から制度改正が難しいのであれば、特区で限定的に薬剤師による軽医療や予防接種を試行するというアプローチは考えられないのでしょうか。更に申し上げれば、法改正に至らないとしても、少なくとも次の点は進めるべきであります。第一に、教育の強化です、教育ね。臨床の中で、慢性疾患患者のフォロー、軽度症状への初期対応、ワクチンを含めた予防医療に体系的に関与できるような実践教育を強化すべきです。
ここで文部科学省さんに来ていただいているのでお尋ねしますが、文部科学省としては、現在の薬学部の様々な課題、今後この辺どのように対処していくのか。特に臨床教育の実施に関してお考えをお聞かせいただければと思います。
8宮宮本直樹厚生労働省医薬局長
お答えいたします。
薬学教育六年制につきましては、先生御指摘のとおり、臨床における実践的な能力を有する薬剤師を養成することを目的として導入されました。これは、チーム医療の中で薬学的知見に基づき疑義照会や処方提案を行い、薬学、薬物療法の安全性、有効性、適正使用を確保する対人業務の役割を発揮することにあると考えております。
一方、先生御指摘のとおり、現場において多くの時間を取られている対物業務の効率化を図り、対人業務の充実により、薬剤師の専門性を十分に発揮していくことが重要でありまして、これは道半ばではございますが、そのために各種の施策を進めてきたところ…
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木村義雄(自民)
これまで議論してきたとおり、六年制で薬剤師の能力は確実に引き上げられていると思うんです。しかし、まだまだ、今お話がありましたけど、制度はまだ十分に追い付いていないんです。この点、将来を見据えて考える必要があると私は思います。今はまだ医師偏在の問題という形で議論をされておられますが、将来的には、人口構造の変化の中で医師不足の地域が残る一方で、薬剤師は相対的に余剰になる時期が来るという、そういう推計もあるんです。(発言する者あり)医者は地域偏在、そう言いましたから。直美ばかり行ったら駄目なんですよ。ちょっと脱線しました。済みません。
そうであれば、今のうち…
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10宮宮本直樹厚生労働省医薬局長
お答えいたします。
薬剤師法第二十三条を含む現行制度は、医師による診断、処方と薬剤師による調剤、鑑査を分離し、それぞれが独立した専門的立場から関与することで医療の安全性を確保するいわゆる医薬分業の考え方を基礎とするものでございます。
この枠組みは、薬剤師が医師から独立した立場で処方内容を確認し、適正な薬物療法を担保する観点から重要な意義を有しており、こうした観点を踏まえれば、薬剤師の独立性を損なう制度改正には慎重であるべきであると考えております。
他方で、薬剤師の役割の充実は重要であり、健康増進薬局の推進、スイッチOTCを含むOTC医薬品の活用、地…
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- (上の発言)
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木村義雄(自民)
ちょっと脱線していて、何か少しずれちゃったんで。
これまで議論していたとおり、六年制で薬剤師の能力は確実に引き上げられているんですね。しかし、制度が追い付いていない。この点は将来見据えて考える必要があると思うんですが、今はまだ医師偏在の問題という形で議論されているんですが、将来的には、人口構造の変化の中で医師不足の地域が残る一方で、薬剤師は相対的に余剰になる時期が来るという推計もあって、その辺をお話をさせていただいたんですが、今の答弁では、健康増進支援、OTCの活用、セルフメディケーションの推進と薬剤師の役割を広げていく方向性は示されているわけなんですが、しかし、そうであるならば、私はどうしても一点腑に落ちないところがあるのですね。そこまで健康増進を前面に出すのであれば、なぜ薬剤師に予防接種を担わせないのか。
コロナ禍では、医療提供体制が非常に逼迫する中で、他職種には一定の役割を担ってもらいました。一方で、薬剤師については、ワクチンという最も薬剤に近い分野であっても関与させませんでした。これ、どうしても不思議だなと思っていまして、海外では薬剤師どころかボランティアにどんどん打たせているのですね。
これはどう見ても、能力の問題ではなく、制度の問題です。健康相談はやる、OTC販売やる、しかも最も分かりやすい健康増進である予防接種はやらせない。これでは役割の線引きが中途半端になっているのではないでしょうか。もっとも、このことに関してはちょっといろんな御意見があるので、ここは、ちょっと時間がないので、今日はここは省かさせていただきます。まあ、いろいろとうわさが流れていると、こういうことですね。
今お話にあったように、医薬分業の観点から制度改正が難しいのであれば、特区で限定的に薬剤師による軽医療や予防接種を試行するというアプローチは考えられないのでしょうか。更に申し上げれば、法改正に至らないとしても、少なくとも次の点は進めるべきであります。第一に、教育の強化です、教育ね。臨床の中で、慢性疾患患者のフォロー、軽度症状への初期対応、ワクチンを含めた予防医療に体系的に関与できるような実践教育を強化すべきです。
ここで文部科学省さんに来ていただいているのでお尋ねしますが、文部科学省としては、現在の薬学部の様々な課題、今後この辺どのように対処していくのか。特に臨床教育の実施に関してお考えをお聞かせいただければと思います。
12松松浦重和文部科学省大臣官房審議官
お答えいたします。
薬学教育を通じまして、科学的探求力とともに、薬物治療の実践力を兼ね備えた薬の専門家としての薬剤師を養成し、常に高度化、多様化する医療に対応していくという課題に対応することは極めて重要であります。
そのため、文部科学省といたしましては、特に臨床教育の充実に向けて、これまでも薬学教育モデル・コア・カリキュラムにおいて、薬局及び病院、それぞれ十一週間、計二十二週間の実務実習の実施を盛り込み、薬物治療やセルフメディケーションに係る実務経験を積む機会の整備等に取り組んできたところであります。
さらに、二十二週の実務実習に加えまして、患者の…
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木村義雄(自民)
今の話によると、文科省さんは、要するに、医学部では八十週間以上あったのが、薬学部では二十二週間を八週間延ばすと。前進しているじゃないですか。文部科学省さん、ありがとうございました。是非、文科、厚労、両省が力を合わせて薬剤師の魅力を更に未来に向かって発展させるために御尽力をいただきたいと思います。大きく期待をしてやみません。ありがとうございました。
質問を厚生省に戻します。今までの御説明では、制度を動かさない理由にはなっていても、試すことすらしない理由にはなっていないと思っております。正面からの法改正が難しいのであれば、特区による実証など限定的でも新しい…
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小川克巳(自民)
松浦審議官におかれては、御退室いただいて結構です。ありがとうございました。
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