岸本武史厚生労働省労働基準局長

2026年6月2日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 77 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 225 発言)

お答えいたします。

十分なお答えになるかどうか分かりませんけれども、感情労働分野と申しましても、医療や福祉もそうですし、御指摘の観光分野あるいは一般的な小売店ですとか様々な分野がございまして、一律にその賃金が高い低いということを申し上げることはなかなか難しゅうございますが、一般的に申しますと、賃金の高い低いというのは労働力需給の影響も受けますけれども、同時に、その分野で例えばその生産性向上のための設備投資がどのように行われているかといった、その職場における人がやることと機械などや情報システムに任せることの分担がどうできているかといったことなどの影響を受けるものと考えております。

対人サービスの仕事は、御指摘のとおり、最終的に人が人を受け止めることが重要であるという要素がある分、なかなかシステム化ですとか機械化がしにくいという影響が一因としてはあるように思います。ただ一方で、これもお話ありましたとおり、コールセンター業務の中で、AIを組み込むことで生産性を高めていくとかいう取組も御紹介いただきましたし、そういった対人サービスの分野においても、ロボット化できるものはロボット化、AI化できるものはAI化といった形で、生産性を高めながら働く人の待遇を上げていく、こういった取組がまさに今進行しているところではないかというふうに思っております。

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