お答えいたします。
委員御指摘のとおり、「常陽」の運転再開、そして医療用RIの製造実証に向けては一刻も早い進捗が期待されていることは私も十分承知しているところでございます。
私自身、設置変更許可の審査を委員として直接担当させていただきました。本案件の審査につきましては、グレーデッドアプローチの観点から、基本設計に当たる設置変更許可の段階におきまして、重要な論点が生じるたびに審査会合から委員会へ迅速に問題を吸い上げ、委員会として明確な判断や方針をその都度決定してまいりました。こうした審査マネジメントの工夫により、安全性を担保しつつ、設置変更許可のプロセスを完了させたところでございます。
一方、現在進めております審査は設計及び工事計画の認可、いわゆる設工認でございます。現在、事業者である原子力機構も真摯に取り組んでおられますけれども、「常陽」特有の幾つかの大きな課題がございます。
その一つが、許可の段階から指摘をしておりました建屋の耐震性の評価でございます。ナトリウムを冷却材とします原子炉でございますので、極めて重要な課題でございます。半世紀近く前に建設された既存の建屋構造に対して、基準地震動に耐え得るかどうか、どの程度の補強が必要なのかということを、いわゆる丁寧に技術的な議論を重ねているところでございます。
設工認の審査につきましては、原子力規制委員会としましては、事業者がまさに直面しているこれらの技術的な壁に対して、単に申請を待つだけではなくて、会合を通じて論点を構造的に振り分けて、議論が迷走しないような建設的な対話を進めているところでございます。我が国の高速炉技術の信頼性、ひいては医療用RIの安定供給の根幹を支えるものと確信しているところでございます。
一方、原子力規制委員会といたしましても、リスクに応じた審査の改善、工夫には今後も努めてまいりたいと思います。リスクに応じた審査の改善、引き続き実施していきたいつもりでございます。
209
秋野公造(公明)
ありがとうございます。
続いて資料三でありますけれども、非結核性抗酸菌症といって、結核と同様に非常に治療に難渋をする、しかし感染をした人からうつることはない、じゃ、どこからうつるのかというと、どうやら環境からうつっているようだと。
一方で、資料の下、御覧いただきますと、結核は減ってきている一方で、今申し上げた非結核性抗酸菌症は増えてきている。本人にとっては治療は非常に難渋をしますので命に関わり得る、だけれども御家族等にうつるということはないということでありまして、非結核性抗酸菌症、国内の罹患率が増加をしている可能性が指摘をされておりますけれども、こう…
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210鷲鷲見学厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部長
お答え申し上げます。
非結核性抗酸菌症、いわゆるNTMは、国内罹患率が増加している可能性が指摘されていること、また薬剤耐性菌の発生を防止する観点からも、医療従事者に対して適切な検査、治療等についての普及啓発を進めることは重要だと考えております。
また、患者に対する差別、偏見をなくす観点から、結核とは異なり、土や水といった環境中から人に感染する一方で、基本的に人から人に感染する感染症ではないといった正しい知識を一般の方に向けて分かりやすく普及啓発していくこと、必要があるというふうに考えております。
厚生労働省といたしましては、こうした普及啓発やNTM…
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211
秋野公造(公明)
ありがとうございます。よろしくお願いをしたいと思います。
六ページ目を御覧をいただきますと、私、我が党の三浦議員と一緒に、この決算委員会准総括質疑の機会を借りまして、ラジオアイソトープ医薬品の国内自給のために、海外から輸入をするのではなく、きちんと国産で確保することができるよう、「常陽」を再稼働をさせて、そして患者さんの命や健康を守っていくための取組を、これ三度、今日、四度目の質疑になります。
省庁がたくさんにまたがるもんですから、進捗管理が非常に難しくて、みんなで歩幅を合わせて取り組んでいくということが非常に重要なんですけれども、今日はこの「常陽」…
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- (上の発言)
212山山中伸介原子力規制委員会委員長
お答えいたします。
委員御指摘のとおり、「常陽」の運転再開、そして医療用RIの製造実証に向けては一刻も早い進捗が期待されていることは私も十分承知しているところでございます。
私自身、設置変更許可の審査を委員として直接担当させていただきました。本案件の審査につきましては、グレーデッドアプローチの観点から、基本設計に当たる設置変更許可の段階におきまして、重要な論点が生じるたびに審査会合から委員会へ迅速に問題を吸い上げ、委員会として明確な判断や方針をその都度決定してまいりました。こうした審査マネジメントの工夫により、安全性を担保しつつ、設置変更許可のプロセスを完了させたところでございます。
一方、現在進めております審査は設計及び工事計画の認可、いわゆる設工認でございます。現在、事業者である原子力機構も真摯に取り組んでおられますけれども、「常陽」特有の幾つかの大きな課題がございます。
その一つが、許可の段階から指摘をしておりました建屋の耐震性の評価でございます。ナトリウムを冷却材とします原子炉でございますので、極めて重要な課題でございます。半世紀近く前に建設された既存の建屋構造に対して、基準地震動に耐え得るかどうか、どの程度の補強が必要なのかということを、いわゆる丁寧に技術的な議論を重ねているところでございます。
設工認の審査につきましては、原子力規制委員会としましては、事業者がまさに直面しているこれらの技術的な壁に対して、単に申請を待つだけではなくて、会合を通じて論点を構造的に振り分けて、議論が迷走しないような建設的な対話を進めているところでございます。我が国の高速炉技術の信頼性、ひいては医療用RIの安定供給の根幹を支えるものと確信しているところでございます。
一方、原子力規制委員会といたしましても、リスクに応じた審査の改善、工夫には今後も努めてまいりたいと思います。リスクに応じた審査の改善、引き続き実施していきたいつもりでございます。
213
秋野公造(公明)
委員長、私は「常陽」の専属チームをどうしてなくしてしまったのかと聞いております。また改めてお伺いしたいと思います。
林大臣、今日は済みませんでした。
終わります。
この発言のページ
214
三浦信祐(公明)
公明党の三浦信祐です。
医療用RIの国産化へ、アクションプランの改定について質問させていただきます。
がん治療に活用が期待され、世界がしのぎを削って開発に取り組んでいる放射性医薬品、その原料であります医療用放射性同位体、ラジオアイソトープの国産化について一貫して国会質疑を重ねて、政府の取組を推進してまいりました。これまで投じている予算がワイズスペンディングになるよう、がん患者さんの希望に応え、最先端の医療用RIの治療を必ずやお届けする、そういう思いで今日は質問させていただきます。
二〇二二年五月の三十一日に医療用等ラジオアイソトープ製造・利用推進ア…
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215
小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
令和四年五月の医療用ラジオアイソトープ製造・利用推進アクションプラン策定以降、世界的に放射性医薬品の開発が活発化するなど、大きな状況の変化が見られることから、原子力委員会では本年四月に放射性医薬品の開発・製造・利用の促進及びそのサプライチェーン強化に関する専門部会を設置し、関係省庁もオブザーバーとして御参加いただき、アクションプランの見直しを含め、今後の政策的対応について審議を開始しております。
四月に開催した第一回専門部会では、検討事項を整理するとともに、新たな放射性医薬品及びその原料となるRIの、ラジオアイソトープの開発、製造への支援の在り方につい…
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