お答え申し上げます。
私どもが進めております市町村が実施する対策型検診、これは、社会全体としての死亡率を減少させるために、科学的根拠、こういったことで効率的に進めていきたいと思っております。
先生御指摘のように、様々個人に応じたリスク、こういったことに適切に対応したがん検診の提供ということが極めて重要だと思っておりまして、例えば、子宮頸がん検診につきましても、HPVの検査の結果によって検査内容や受診間隔を変更するなど、リスク層別化の検診というものを既に導入をしています。
また、御指摘をいただきました乳がん検診でありますが、マンモグラフィーの結果、高濃度乳房と判定される方につきましては、マンモグラフィーだけではがんが発見されにくいため、個別に御自分の乳房の構成、こういったことを通知するような方向で、今、自治体の取組が進むように本年夏頃を目途に準備を進めております。
また、加えまして、肺がん検診でありますけれど、国立がん研究センターのガイドラインが更新されたことを受けまして、喫煙指数が六〇〇以上の方で五十から七十四歳の、重喫煙者というふうに呼びますが、こういった方を対象として、低線量CT検査、これを実施するモデル事業を今年度から開始をしたところでございます。こういった結果を踏まえまして、今後、検討会の議論を経て、九年度以降に、この肺がん検診に対する低線量CT、自治体検診の追加を予定をしているところであります。
このように、先生御指摘のように、個人のリスクに応じたがん検診の提供体制、充実するように取り組んでまいりたいと思っております。
37小小林孝一郎(自民)
御答弁ありがとうございました。執行率が必ずしも高くない自治体があるとお聞きをしております。こうした補助をしっかりと執行していただけるように、好事例の横展開をお願いいたします。
次に、高齢者健康事業についてお伺いします。
私は、医師として高齢者医療に携わる中で、糖尿病や心不全が重症化して初めて医療や介護につながる方や、要介護状態となってから支援が始まる方を数多く見てまいりました。本来であれば、もう少し早くリスクを把握し、介入できていれば防げたかもしれない事例も少なくありません。
こうした課題を踏まえ、令和二年度から、後期高齢者医療広域連合による高齢者…
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38間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
高齢者の健康寿命の延伸に向けまして、令和二年度から、今委員御指摘のいただきました高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施を開始しております。後期高齢者医療広域連合からの委託を受けた市町村において、高齢者の特性に応じた支援を実施していただいております。
令和六年度までにほぼ全ての市町村において実施されており、その取組を進める中では、具体的な効果として、実施していただいている市町村の認識としては、約六割の市町村では、高齢者の健康状態や生活機能の課題をより把握できるようになった、あるいは約四割の市町村では、庁内外や地域の関係者と連携が促進…
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39小小林孝一郎(自民)
御答弁ありがとうございました。データが積み上がってきているということであります。複合的なリスクに対しまして効率的な対応ができるように、是非取組を進めていただけたらと思います。
次に、リスクに応じたがん検診についてお伺いします。
治療技術は大きく進歩しましたが、患者さんや御家族からもっと早く見付かっていればという言葉を聞くたびに、予防と早期発見の重要性を痛感します。
子宮頸がん検診では、HPV検査の結果に応じて検査内容や受診間隔を変更するリスク層別化検診が導入されています。また、令和八年三月の検討会では、乳がん検診における高濃度乳房への対応方針が示さ…
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- (上の発言)
40大大坪寛子厚生労働省健康・生活衛生局長
お答え申し上げます。
私どもが進めております市町村が実施する対策型検診、これは、社会全体としての死亡率を減少させるために、科学的根拠、こういったことで効率的に進めていきたいと思っております。
先生御指摘のように、様々個人に応じたリスク、こういったことに適切に対応したがん検診の提供ということが極めて重要だと思っておりまして、例えば、子宮頸がん検診につきましても、HPVの検査の結果によって検査内容や受診間隔を変更するなど、リスク層別化の検診というものを既に導入をしています。
また、御指摘をいただきました乳がん検診でありますが、マンモグラフィーの結果、高濃度乳房と判定される方につきましては、マンモグラフィーだけではがんが発見されにくいため、個別に御自分の乳房の構成、こういったことを通知するような方向で、今、自治体の取組が進むように本年夏頃を目途に準備を進めております。
また、加えまして、肺がん検診でありますけれど、国立がん研究センターのガイドラインが更新されたことを受けまして、喫煙指数が六〇〇以上の方で五十から七十四歳の、重喫煙者というふうに呼びますが、こういった方を対象として、低線量CT検査、これを実施するモデル事業を今年度から開始をしたところでございます。こういった結果を踏まえまして、今後、検討会の議論を経て、九年度以降に、この肺がん検診に対する低線量CT、自治体検診の追加を予定をしているところであります。
このように、先生御指摘のように、個人のリスクに応じたがん検診の提供体制、充実するように取り組んでまいりたいと思っております。
41小小林孝一郎(自民)
御答弁ありがとうございました。乳がん、また肺がんについて、それぞれ進んだ対策をということで御答弁いただきまして、ありがとうございます。
有効性の検証をしていくことが大事かなと思っておりまして、対策型検診という言葉がありました。検診による利益と不利益を含めた検証をしっかり行っていくべきだと思うんですけれども、その辺りの御見解をお聞かせください。
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42大大坪寛子厚生労働省健康・生活衛生局長
ありがとうございます。
先ほど申し上げましたように、我々が進めております市町村が実施する対策型検診、このがん検診は、社会全体としての死亡率を減少させること、これを目的として実施をしております。その実施に当たりましては、最新の科学的根拠に基づいて効果的に実施されるべきものだというふうに考えております。
一方で、世の中にはその対策検診以外に任意の検診というものもございまして、それぞれ目的が異なりますので、その任意型検診について行われている実施方法について何か妨げることはしておりませんが、国といたしましては、この対策型検診について、最新の知見を鋭意入手しな…
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43小小林孝一郎(自民)
ありがとうございました。是非進めていっていただけたらと思います。
この項、最後はがん検診の受診率向上についてお伺いします。
どれほど優れた検診制度があっても、受診されなければ命を守ることはできません。我が国のがん検診受診率は改善傾向にあるものの、乳がん検診は約四七%、子宮頸がん検診は約四三%にとどまり、国が掲げる六〇%の目標にはなお届いておりません。
私は、県議会で初めて質問に立った平成二十三年においても、がん検診受診率向上を取り上げました。当時は、無料クーポン券の活用や休日夜間検診の実施など、受診しやすい環境づくりが大きな課題でありました。それか…
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