金子恭之 (自由民主党)国土交通大臣

2026年5月11日・第221回国会 参議院 決算委員会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 233 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 308 発言)

高木委員御指摘のとおり、自動運転は、我が国が抱える少子高齢化による深刻な担い手不足の解決や、先ほどお話ありましたような安全な自動車社会を実現する上で必要不可欠なものであると考えております。これまでも国土交通省としては普及促進に積極的に取り組んでまいりましたが、私自身、国土交通大臣に就任してから、一日も早く本格的な自動運転社会を実現するべきとの強い意思の下、本年一月、省内に私を本部長といたします自動運転社会実現本部を立ち上げたところでございます。

国土交通省では、令和四年度より自動運転の導入を目指す地方自治体に対して支援を行っておりますが、委員御指摘のとおり、令和七年六月に公表されました財務省の予算執行調査の結果において、社会実装に向けて低調な取組や取組に深化が見られないような事業への対応として、これまでの実証実績を評価する仕組みを導入すること、既存の有人路線を置き換えたもの等、社会実装に向けたルートになっていることを採択時の要件とすること、費用低減に向けた取組を推進すること等を行うべきであるとの指摘を受けております。

これらの指摘を踏まえまして、国土交通省といたしましては、今年度の自動運転社会実装推進事業において、採択に当たっては、これまでの実証事業の実績を踏まえ、令和九年度中のレベル4自動運転の実装が具体的に計画されること、既存バス路線への自動運転車両の導入等、地域公共交通の確保維持改善に資するルートであること、社会実装後は本事業に頼ることなく自動運転サービスを維持するための中長期の収支計画を策定していること等を要件としたところでございます。

こうした見直しを通じまして、より効果の高い取組への支援を重点化いたしまして、優良事例を横展開することにより、自動運転の社会実装を着実に進めてまいります。応援よろしくお願いいたします。

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