ありがとうございます。
まず、市場自体はメリットが存在すると思います。ある意味、垂直統合で電気を流すと、結局その電気に関われる事業者の数というのは相当制限がされてしまいます。市場という形であると、ある意味、新しい事業者も市場にアクセスすることによって電気のビジネスに入ることできますし、あとはあれですよね、電力事業としてもある種そこで競争が起きますので、競争の風にさらすことによって、ある種緊張感、業界としての緊張感が生まれるということがあると思います。
恐らく、今の問題は、電力の多分工学的な観点でこうなっちゃったと思うんですけど、その機能別に市場をつくった結果、相当数の市場が今存在をしているということになります。多分、片手で収まらないぐらいの数になってしまって、これを一旦横串刺して何が起こっているのかということを見ることが相当難しくなってしまっている。本来、市場ができたら、その市場のパフォーマンスで金融機関が格付するとかそういうことをやればいいんですけど、余りにも数が多いんで金融機関もそれ放棄しちゃっているんだというふうに認識しています。
そういう意味でいうと、ある種、今の市場のある意味流れをもう一回、もう少し分かりやすい簡素化した形で統合していくというふうなことをやっていかないと、なかなか市場が多いとその分だけそのさや抜きの行為も増えていきますので、いろんな、何というかな、本来市場で狙っている以外の行為が出てきちゃうことを私、懸念しています。そういう意味で、相対も関わりながら、その市場をもう少しこなれた形に持っていくというのが次のステージなのかなというふうに思います。
89櫻櫻井祥子(参政)
ありがとうございます。
こうした、結構やっぱり数が増えるにつれてどんどんその点検のコストというのも人材も必要で、上がっていくという部分があると思うんですけど、私、かなり太陽光について、パネル自体のコストはどんどん下がっていって、もう本当にFITがなくてもやっていけるというものがどんどん増えていっていますけれど、その見えないコストというのがかなりあるんじゃないかと思いまして。
やっぱり時間帯を、蓄電するのに蓄電池もかなり高額ですし、例えば火力発電の方で調整しているコストというのも実はやっぱり太陽光と関連して発生しているコストなので、そういったところも実…
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90大大関崇国立研究開発法人産業技術総合研究所再生可能エネルギー研究センター副研究センター長
ありがとうございます。
コストの観点で申し上げると、太陽光に事業として関わるところに関しては、事業でやっていますので、設備でありOアンドMでありということで分かると思いますし、蓄電池セットであればその蓄電池で事業性が成り立つかということで、ある程度明確に分かると思っています。それが成り立つかどうかは事業ごとに異なりますので、そういうことかなと思います。
一方で、その系統との関係でいうと、よく言われる統合コストみたいな観点で分析はされていますけれども、どういう観点で見て太陽光はどのぐらい統合コストを上げると高くなるかということは前提によっても変わるのか…
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91櫻櫻井祥子(参政)
ありがとうございました。
続いて、大橋参考人に質問させていただきたいと思います。
お話の中で、やはりちょっと今は市場での電力の取引に寄り過ぎているのではないかといった趣旨の御発言があったかと思うんですけれど、やはり相対取引の方をベースとして電力をやり取りすることであったりとか、あと、広域連携をして全国で最適に電力の計画を割り振る必要があるというお話もあったんですけれど、やはりそういったものってかなり、今はどんどん市場を整備していこうとしているものとは少し逆行した考え方になっているのかなと思った部分があります。
そもそも、やっぱり私はどちらかというと…
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- (上の発言)
92大大橋弘東京大学副学長・大学院経済学研究科教授
ありがとうございます。
まず、市場自体はメリットが存在すると思います。ある意味、垂直統合で電気を流すと、結局その電気に関われる事業者の数というのは相当制限がされてしまいます。市場という形であると、ある意味、新しい事業者も市場にアクセスすることによって電気のビジネスに入ることできますし、あとはあれですよね、電力事業としてもある種そこで競争が起きますので、競争の風にさらすことによって、ある種緊張感、業界としての緊張感が生まれるということがあると思います。
恐らく、今の問題は、電力の多分工学的な観点でこうなっちゃったと思うんですけど、その機能別に市場をつくった結果、相当数の市場が今存在をしているということになります。多分、片手で収まらないぐらいの数になってしまって、これを一旦横串刺して何が起こっているのかということを見ることが相当難しくなってしまっている。本来、市場ができたら、その市場のパフォーマンスで金融機関が格付するとかそういうことをやればいいんですけど、余りにも数が多いんで金融機関もそれ放棄しちゃっているんだというふうに認識しています。
そういう意味でいうと、ある種、今の市場のある意味流れをもう一回、もう少し分かりやすい簡素化した形で統合していくというふうなことをやっていかないと、なかなか市場が多いとその分だけそのさや抜きの行為も増えていきますので、いろんな、何というかな、本来市場で狙っている以外の行為が出てきちゃうことを私、懸念しています。そういう意味で、相対も関わりながら、その市場をもう少しこなれた形に持っていくというのが次のステージなのかなというふうに思います。
93櫻櫻井祥子(参政)
ありがとうございます。
最後に、三人の参考人の皆様全員に一言ずつお答えいただければと思うんですけれど、先ほど片山参考人のお話の中でもSプラス3Eではなく2Sプラス2Eにするべきではないかといった提言もございましたが、私も同様に、ちょっとこのほかの環境適合であったり経済効率性であったりするよりも、安定供給の方がやはり重要度が高いのではないかという思いがありまして、それに対して、今、国では二〇五〇年カーボンニュートラルという目標を立てていて、ちょっとそこが整合していないのではないかと思うんですね。
カーボンニュートラルの目的ありきでは、やはり安定供給であ…
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94大大橋弘東京大学副学長・大学院経済学研究科教授
ありがとうございます。
私はやっぱりバランスだと思っていまして、今、やはりその安定供給上いろんな懸念の声がある中において、やはり注力すべきは安定供給だと思います。
他方で、その安定供給に比重を置き過ぎると何が起こるかというと、恐らく事業者としてそのコストをどんどん積んでくるというふうになります。そうすると、やはり国民負担、これ長期脱炭素オークションですと現れるのが二十年後とかちょっと先になっちゃうので今の足下では見えないんですが、将来的には見えてくるコストとして顕在化してくるということになります。
そういう意味でいうと、やはり私は効率性も、私、バラ…
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95大大関崇国立研究開発法人産業技術総合研究所再生可能エネルギー研究センター副研究センター長
ありがとうございます。
そうですね、私も大橋参考人と同じですけれども、基本的にはやっぱりバランスが必要なんだと思っています。
3Eの歴史は非常に長いと思いますし、たまに大学で非常勤とかでも教えるときも、3Eが一個あるとどれか悪くなるみたいなことで、ジレンマじゃなくて、これはトリレンマなんであると。なので、このトリレンマをいかに解決するようなことでエネルギーミックスを考えなきゃいけないんじゃないかというようなことはよく説明をしていて、私の中でもそれは結構すっと落ちていると思っています。
一方で、じゃ、環境の話に寄り過ぎというのは、ちょっとやっぱり二〇…
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