古賀之士 (立憲民主党)

2026年3月26日・第221回国会 参議院 経済産業委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 33 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 197 発言)

日本の強みは、まさしく大臣御指摘のとおり、物づくりにあると思っております。そして、その物づくりの中にある長年培われてきた技術、これがやっぱりきちんと継承されていって初めて次の技術に進化していく、あるいは派生していくきっかけになっていただきたいという思いからでもございます。是非お願いをいたします。

現状では、昨年末から続く中国によりますレアアースの輸出規制と今月のイラン情勢によって、様々な原材料の不足が生じております。私の元にも様々な形で声が届いております。

あえて地域ですとか企業名を伏せさせていただいて、どのようなものに影響があるかというのを申し上げさせていただきますと、例えば、モーターなどに使われる磁石のネオジム、それから、これはレアアースの部門ではないかもしれませんが、タングステン、このタングステンは、もう釈迦に説法かもしれませんが、いわゆる物を切ったり金型を作っていく上で、その先端に使う大変硬い金属で、これがなければ金型が作れないとまで言われています。自動車産業においては、自動車はまさに金型だらけの製品とも言われています。したがって、金型が作れないというのは、日本の主要産業にも大きな影響を及ぼしています。これはレアアースではなくて、ただ、実際にそのタングステンの状況が極めて厳しいという悲痛な声も伺っております。

それからアルミニウム、それからアルコール類、こういったものも一〇%から二五%と、リサーチによっては開きはあるんですが、これ中東で依存していると。中東で、例えばアルミニウムの工業のもとになる地金を作ったりするのに中東の依存度が極めて高いということもあって、なかなか物が入ってこないと。ナフサについてはまさに原油がもとですから、石油製品のプラスチック類などはまさしくこういった影響をダイレクトに受けています。

仮に入ってきたとしても、あるいは物があるよと言われていても、価格がとてつもなく高くなっていて、なかなかコストに見合わない。その価格で仕入れても、それを価格転嫁できずに企業さんと交渉が頓挫していく。したがって、それでは受けられないということで、実際に一部の工場では操業を停止しているという声も聞いております。本当に様々な原材料が入ってきていないという実態がヒアリングの結果明らかになりました。

そこで、雇用を維持していくこと、それから、技術の流出を防止するという観点から、あえて、これだけの非常事態ですので、中小企業や零細企業に特に対してですが、真水の支援、もうダイレクトに資金を緊急で支援していくということは、赤澤大臣、検討できないものでしょうか。

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