中尾豊環境省大臣官房地域脱炭素推進審議官/環境省環境再生・資源循環局太陽光パネルリサイクル制度グループ長

2026年5月28日・第221回国会 参議院 環境委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 99 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 176 発言)

お答え申し上げます。

太陽光パネルの重量の約六割を占めるガラスにつきましては、日本の大手ガラスメーカーは既に板ガラスへの水平リサイクルを実用化してございまして、現在の排出量に応じた水平リサイクルは可能となってございます。これまで様々技術開発などをしてきた成果だと考えてございます。

他方で、課題といたしまして、今後、多量の太陽光パネルとなりますと、多量の太陽光パネルを板ガラスにリサイクルをするということになりますと、異物を取り除いて質の高いガラスを回収できるリサイクル設備の種類がまだ限られているということ、太陽光パネルのガラスに含まれるアンチモンによりまして再生ガラスに発色が生じることなどの課題を解決することがあると承知してございます。

こうした課題の解決のため、大手ガラスメーカーではアンチモンの発色防止技術の研究開発を行っているところでございます。加えて、環境省におきましても、今年度の環境研究総合推進費におきまして、ガラス中のアンチモンを回収する研究開発の支援を開始したところでございます。また、カバーガラスに残存する異物を除去するための高度選別に係る技術実証なども支援しているところであります。

これらの取組を通じまして、太陽光パネルのガラスのリサイクルを適切に進めてまいりたいと考えております。

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